住宅購入時の家具家電選びのポイントは?お客様に自信を持って説明しよう

住宅購入時の家具家電選びのポイントは?お客様に自信を持って説明しよう

住宅購入時に、家具は最後に決めることになります。入居前に家具を選ぶという方もいらっしゃいますが、実際に住んでみてでないと、全体のデザインや寸法などを合わせて買うことが難しいです。しかし、入居時に家具や家電がないと不便になってしまいます。何を優先して選ぶべきなのか、いつどのタイミングで何を決めていけば良いのかについて知っておきましょう。お客様に家具家電について相談された際の参考になれば幸いです。


家具を焦って決めないための優先順位

入居前に家具を急いで購入される方もいらっしゃいます。しかし、入居前ですと全体のデザインが決まる前であったり、実際の寸法がわかっていない状態のこともあるので失敗してしまうこともあります。

引越しの際に、全ての家具家電を持ってくるのであれば関係ないですが、買い換えるといった方がほとんどです。そこで、どのような優先順位で家具家電を選べば良いかについてご紹介いたします。

予算決め

まずは予算決めを行いましょう。予算を予め決めておくことで、全体のバランスを考えて、どの家具家電にこだわりを持つことができるのか、どのくらいのグレードのものを揃えることができるかを想定することができます。

予算を決めずに購入してしまうと、あとから考えたものに思ったように予算が使えずに妥協した家具家電となってしまいます。こうした妥協は、住んでいて数年間引きずり10年後にやっと買い替えることができるなんてこともしばしばあります。そうならないためにも、最初に予算を決めて納得のいく家具家電選びを行いましょう。

家電購入と搬入

入居前から揃えておき、入居したタイミングでは搬入しておきたいものは、家電です。冷蔵庫、洗濯機は無いと困るため早めに準備しておきましょう。部屋には意外に家具はなくても生活は可能です。焦って揃えるよりも、引越ししたばかりは物の片付けなどで忙しくなりますので、1週間程度は揃えずに、まずは物の整理整頓を行うと良いです。

ある程度整理整頓ができれば、必要な収納家具なども決まってきます。配置を決めて、どのような家具を選べば良いか決めましょう。

家具は布団以外は入居後でもOK

家具は、布団がとりあえずあれば大丈夫です。ベッドなども実際に住んでみて、あまりに大きいと部屋が狭くなってしまったり、反対にもっと大きい方が良かったということもあります。新しい部屋に住んでみて、どのようなものが良いかを考えた方が実際に使い心地の良いものを選ぶことができます。

ダイニングテーブルなどは無いと不便に感じることもありますが、金額が高いもののため気に入ったものを購入するようにした方が良いです。当面は、引越しの際に以前使っていたものを持ってくることも考えましょう。

部屋のデザインから考えたい方向け

部屋のデザインを重視して家具家電を考えたい方は、事前にデザインを決めてから、造作家具の検討や、デザインに沿って家具を検討するのが良いです。

部屋の統一感ができ、建てた住宅のイメージを壊すことなくオシャレに家具を配置することができます。デザインを考えることを後回しにしてしまうと、結局引っ越しの忙しさなどから、とりあえず必要なものを揃えていくことになってしまいデザインの統一感がなくなってしまうこともあります。

部屋の参考デザインを探す

部屋の参考デザインをネットから探してくると良いです。その中で、自分の住宅にあったものにするために、どのような家具を置く必要があるのか、どのようなデザインのどの商品にするかを検討しましょう。

部屋のデザインは絵よりも、実際にある商品を使っているものから選んだ方が探しやすいです。絵で描いてしまうと、それに合った商品を探すことは意外に難しい場合もあるためです。DIYや造作家具を主体で考えていく場合には、絵で描いていったほうが理想のものが出来上がります。

造作家具を考える

デザインを考えたら、造作家具が必要なところを検討します。造作家具は、大工などに制作してもらう棚などで、部屋に物が無い状態の方が施工もしやすいため他の収納家具などを置く前に設計して施工まで行ってもらいましょう。

造作家具は、収納家具を置くよりも部屋との一体感があるため、室内空間を広く感じることができデザイン性も高くなります。

デザインに沿って家具を入居後に配置

造作家具も揃えることができたら、家具を購入して配置していきましょう。事前にデザインを決めているため、こだわりの空間を実現することができます。特に大きい家具や、照明器具のデザインによって部屋の雰囲気が変わりますので、入居したときとは全く変わったオシャレな印象に変わっているはずです。

家具家電を決めることは、事前にスケジュールを準備しておかないと思ったように進まず、デザインも思っていたものを実現できないということになりかねません。是非この記事をご参考に、家具家電の決め方をうまく提案できる参考になれば幸いです。

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