【ビデオ編】住宅営業の身だしなみ・工夫|Zoomの使い方

【ビデオ編】住宅営業の身だしなみ・工夫|Zoomの使い方

コロナ禍が続き、対面販売というものが難しくなってきた業界もあります。住宅業界の場合には、お客様と対面しないということはないですが、来客数に影響したり、打ち合わせをZoomで行うことも増えてきています。住宅営業が、Zoomを効果的に使うために工夫すべきことについてご紹介いたします。また、Zoomじゃないとダメなの?簡単な使い方についてもご説明いたします。


Zoom(ズーム)じゃないとダメ?

ビデオ会議、テレビ電話などと言って、お客様と打ち合わせや接客を行うことがあります。一番普及しているのはZoomです。新型コロナウイルスの影響で対面することを避けることから、日本で生まれた文化とも言えるでしょう。一昔前まではテレビ電話は、嫌がられたものだったではないでしょうか?しかし、今では誰もが気軽に行い、時間効率も上がる便利な方法とされています。

Zoomでなくとも、iPhoneの標準アプリFace TimeやSkype、LINE電話など様々なテレビ電話ツールがあります。もちろんどれを使用しても良いのですが、Zoomが一番使いやすいでしょう。理由は、端末(PCやスマホの機種)を選ばず、事前登録なども必要なく、すぐに始められることです。また、通信が一番安定するということもあり、お客様側の回線状況が多少弱くても可能です。

以上のことから、Zoomを用いることが一番無難であり機能的にも良いです。

Zoomで気をつけること3選

Zoomを行う上で気をつけることについて紹介いたします。電話をするだけであれば、特に気をつけることもしていなかったかもしれませんが、ビデオ電話となると話は別です。営業として、1つ1つに気を配っていないと、お客様からに悪い印象を与えてしまいます。

たまに中高年の方は、新しいものを覚えるのが面倒で、使えなくてもお客様もそこまで気にしないと思っている方もいらっしゃいます。しかし、かなりの時代遅れであり、マナーもない失礼な人物であると自覚しましょう。寝癖で、ヒゲも剃らず、ネクタイもしていないスーツ姿で接客をするようなものです。いかに紹介する3つのことを守れば、最低限問題ありませんので気をつけましょう。

①身だしなみチェック

対面する際と同じように、画面に写った顔や服装で印象が決まります。髪型や清潔感に気をつけることはもちろんです。服装に関しては、初対面の方はスーツや打ち合わせの内容によっては襟付きシャツの私服などでも問題ないです。画面上にスーツの人がいても、緊張して話しにくくなることもあります。空間を作るという意味で、服装をチョイスしましょう。

②照明チェック

照明は非常に重要です。PCやスマホからそのままZoomを行うと、自分の顔が暗く写ってしまうことも多いです。照明を自分の顔に当たるように調整しましょう。暗い顔で対面していると失礼ですよね?これと同じで、少しの調整で解決します。そしてお客様も少しの調整で、改善することを知っています。これくらいのことをやらない営業だと判断されることを念頭に入れておきましょう。

③背景チェック

背景は、自分がいる部屋もしくはバーチャル背景と言って、あらかじめ用意しておいた写真や動画にすることもできます。部屋に生活感があるものが置いてある場合には、バーチャル背景を利用した方が良いでしょう。

バーチャル背景を使用する際にも、打ち合わせごとに変えたり、モデルハウスの室内写真などを使うなどの工夫をするとお客様との会話が盛り上がるかもしれません。

Zoom使い方

スマホの場合は、Zoomをインストールし、PCの場合にもアプリを入れておくとスムーズです。お客様には、Zoomを事前にインストールしてもらうように依頼しましょう。
基本的には、Zoomの中でお互いが知っているリンクを共有し、特定の人物とビデオ通話ができると考えてよいです。

スマホ画面の場合、新規ミーティング、参加、スケジュールと出てきます。
・新規ミーティング
その場ですぐにビデオが始まります。これは誰とも繋がっていない状態で、自分にしか見えていません。この画面から、下の参加者を押し、左下の招待ボタンを押すことで招待を送ることができます。

・参加
ミーティングIDとパスワードが来ている場合に使用します。特定の自分達だけの部屋ができるといったイメージです。これらのIDとパスワードを知らないと、他の人がテレビ電話に入ってくることができません。

・スケジュール
事前にテレビ電話の日程時間帯を指定して、リンクやID・パスワードを発行しておくものです。お互いにいつ打ち合わせを行うかを共有できるものです。

どれを使っても良いですが、全てのやり方を知っておきましょう。事前に試して使ってみることで、すぐにわかります。お客様はリンクやID・パスワードを送り、リンクを押せば参加できますし、参加ボタンからID・パスワードを入力すれば参加できますので問題ありません。

ぜひZoomを問題なく使いこなし、営業活動を効率的に好印象に行えるようにしましょう。

関連するキーワード


住宅 営業

関連する投稿


戸建て住宅の需要が20~30代で増加|コロナの影響で生活スタイルの変化が要因

戸建て住宅の需要が20~30代で増加|コロナの影響で生活スタイルの変化が要因

 戸建て住宅の需要が若者世代で増加傾向にあるようです。新型コロナウイルスの影響で、リモートワークなどが浸透したことにより、都心部などで勤務する必要性が薄まってきたことが要因になります。また、地方で住宅を購入すれば、都心部でワンルームの家賃を払うよりもお得だと考えている方も多いのではないでしょうか。


住宅営業は平日休み|平日休みのメリット10選

住宅営業は平日休み|平日休みのメリット10選

住宅営業マンは平日休みとなっています。土日休みの企業で勤務していた方は、平日休みとなってしまうことに違和感などを感じる方も多いかと思います。これから転職を考えている方も、土日休みじゃないと嫌だと考えている方もいるかもしれません。しかし、平日休みに慣れてしまうと土日休みが嫌だという方もいらっしゃいます。この記事では平日休みのメリットについてご紹介していきます。


人口減少により住宅業界も衰退していくのか!?これからの転職は考え直した方が良いのか

人口減少により住宅業界も衰退していくのか!?これからの転職は考え直した方が良いのか

 転職を考える際に、業界規模や市場、今後の市場推移などを把握することは将来を考える上で非常に重要です。住宅業界というのは、人口に直接的に関わってくる業界と言えます。日本は人口減少が進んでおり、少子高齢化していっています。そこで実際に住宅業界の現場と、今後の予測をご紹介いたします。


クレームの少ない住宅営業マンが実践する4つのポイント|基本を抑えて、あなたもできる営業マンになろう

クレームの少ない住宅営業マンが実践する4つのポイント|基本を抑えて、あなたもできる営業マンになろう

 営業マンにはクレームの多い営業マンと少ない営業マンがいます。クレームが多い営業マンは、売上にかかるプレッシャーと、お客様からの精神的負担が大きくなります。営業活動における体力と精神力の両方が疲弊していきます。この記事では、クレームの少ない営業マンが実践する行動をご紹介いたします。


住宅営業は自腹でクレーム解決!?転職前に知っておく自衛の4つのポイント|ブラック企業を避けよう

住宅営業は自腹でクレーム解決!?転職前に知っておく自衛の4つのポイント|ブラック企業を避けよう

 よく住宅営業で、クレームが起きた際に営業の責任とされてしまうという話を聞くのではないでしょうか。営業マンが自腹でお金を払い、クレーム処理をするということも聞きます。他の業界ではこのような話をほとんど聞かないため、不安になる求職者も多いです。そこで、どのような場合に自腹を切ることになってしまうのか、そういったブラック企業での自衛手段をご紹介いたします。


最新の投稿


戸建て住宅の需要が20~30代で増加|コロナの影響で生活スタイルの変化が要因

戸建て住宅の需要が20~30代で増加|コロナの影響で生活スタイルの変化が要因

 戸建て住宅の需要が若者世代で増加傾向にあるようです。新型コロナウイルスの影響で、リモートワークなどが浸透したことにより、都心部などで勤務する必要性が薄まってきたことが要因になります。また、地方で住宅を購入すれば、都心部でワンルームの家賃を払うよりもお得だと考えている方も多いのではないでしょうか。


建設業界の働き方が変わる!建設キャリアアップシステムとは

建設業界の働き方が変わる!建設キャリアアップシステムとは

人口減少と高齢化の加速にともない、建設業界の働き方も大きく変わろうとしています。 とくに次世代を担う人材が不足しているという点は深刻な問題であり、若い世代が働きたいと魅力を感じる環境づくりは急務となっています。 国としても、建設業の働き方改革を加速化させるいくつかの取り組みを策定していますが、そのひとつが「建設キャリアアップシステム」です。 「建設キャリアアップシステム」とは、建設業に携わる技能士のキャリアなどを見える化し、適正な評価のもとに待遇向上を目指すものになります。 そこで本記事では、「建設キャリアアップシステム」の取り組みについて、その内容をくわしく解説したいと思います。


【超重要】現場監督が行う原価管理の仕事

【超重要】現場監督が行う原価管理の仕事

現場監督の仕事は幅広く、現場で起こるあらゆることに取り組まなくてはいけません。 また、工事を進めるうえでムダを抑え、会社の財務健全性を保つために必要な仕事となるのが「原価管理」です。 「原価管理」は、「現場監督よりも経理の仕事では?」と思う人がいるかもしれません。 しかし、建設業界における「原価管理」は、現場監督が行うその他の管理業務との関連性も強いため、一元的に実行していくことが必要なのです。 そこで本記事では、現場監督が行う「原価管理」の仕事について、その詳しい内容をご紹介したいと思います。


住宅営業は平日休み|平日休みのメリット10選

住宅営業は平日休み|平日休みのメリット10選

住宅営業マンは平日休みとなっています。土日休みの企業で勤務していた方は、平日休みとなってしまうことに違和感などを感じる方も多いかと思います。これから転職を考えている方も、土日休みじゃないと嫌だと考えている方もいるかもしれません。しかし、平日休みに慣れてしまうと土日休みが嫌だという方もいらっしゃいます。この記事では平日休みのメリットについてご紹介していきます。


人口減少により住宅業界も衰退していくのか!?これからの転職は考え直した方が良いのか

人口減少により住宅業界も衰退していくのか!?これからの転職は考え直した方が良いのか

 転職を考える際に、業界規模や市場、今後の市場推移などを把握することは将来を考える上で非常に重要です。住宅業界というのは、人口に直接的に関わってくる業界と言えます。日本は人口減少が進んでおり、少子高齢化していっています。そこで実際に住宅業界の現場と、今後の予測をご紹介いたします。


最近話題のキーワード

ハウジングインダストリーで話題のキーワード


新築工事 現場監督 施工管理 住宅 利益 営業 職人 風水 現場監理 働き方改革