Zoom(ズーム)じゃないとダメ?
ビデオ会議、テレビ電話などと言って、お客様と打ち合わせや接客を行うことがあります。一番普及しているのはZoomです。新型コロナウイルスの影響で対面することを避けることから、日本で生まれた文化とも言えるでしょう。一昔前まではテレビ電話は、嫌がられたものだったではないでしょうか?しかし、今では誰もが気軽に行い、時間効率も上がる便利な方法とされています。
Zoomでなくとも、iPhoneの標準アプリFace TimeやSkype、LINE電話など様々なテレビ電話ツールがあります。もちろんどれを使用しても良いのですが、Zoomが一番使いやすいでしょう。理由は、端末(PCやスマホの機種)を選ばず、事前登録なども必要なく、すぐに始められることです。また、通信が一番安定するということもあり、お客様側の回線状況が多少弱くても可能です。
以上のことから、Zoomを用いることが一番無難であり機能的にも良いです。
Zoomで気をつけること3選
Zoomを行う上で気をつけることについて紹介いたします。電話をするだけであれば、特に気をつけることもしていなかったかもしれませんが、ビデオ電話となると話は別です。営業として、1つ1つに気を配っていないと、お客様からに悪い印象を与えてしまいます。
たまに中高年の方は、新しいものを覚えるのが面倒で、使えなくてもお客様もそこまで気にしないと思っている方もいらっしゃいます。しかし、かなりの時代遅れであり、マナーもない失礼な人物であると自覚しましょう。寝癖で、ヒゲも剃らず、ネクタイもしていないスーツ姿で接客をするようなものです。いかに紹介する3つのことを守れば、最低限問題ありませんので気をつけましょう。
■①身だしなみチェック
対面する際と同じように、画面に写った顔や服装で印象が決まります。髪型や清潔感に気をつけることはもちろんです。服装に関しては、初対面の方はスーツや打ち合わせの内容によっては襟付きシャツの私服などでも問題ないです。画面上にスーツの人がいても、緊張して話しにくくなることもあります。空間を作るという意味で、服装をチョイスしましょう。
■②照明チェック
照明は非常に重要です。PCやスマホからそのままZoomを行うと、自分の顔が暗く写ってしまうことも多いです。照明を自分の顔に当たるように調整しましょう。暗い顔で対面していると失礼ですよね?これと同じで、少しの調整で解決します。そしてお客様も少しの調整で、改善することを知っています。これくらいのことをやらない営業だと判断されることを念頭に入れておきましょう。
■③背景チェック
背景は、自分がいる部屋もしくはバーチャル背景と言って、あらかじめ用意しておいた写真や動画にすることもできます。部屋に生活感があるものが置いてある場合には、バーチャル背景を利用した方が良いでしょう。
バーチャル背景を使用する際にも、打ち合わせごとに変えたり、モデルハウスの室内写真などを使うなどの工夫をするとお客様との会話が盛り上がるかもしれません。
Zoom使い方
スマホの場合は、Zoomをインストールし、PCの場合にもアプリを入れておくとスムーズです。お客様には、Zoomを事前にインストールしてもらうように依頼しましょう。
基本的には、Zoomの中でお互いが知っているリンクを共有し、特定の人物とビデオ通話ができると考えてよいです。
スマホ画面の場合、新規ミーティング、参加、スケジュールと出てきます。
・新規ミーティング
その場ですぐにビデオが始まります。これは誰とも繋がっていない状態で、自分にしか見えていません。この画面から、下の参加者を押し、左下の招待ボタンを押すことで招待を送ることができます。
・参加
ミーティングIDとパスワードが来ている場合に使用します。特定の自分達だけの部屋ができるといったイメージです。これらのIDとパスワードを知らないと、他の人がテレビ電話に入ってくることができません。
・スケジュール
事前にテレビ電話の日程時間帯を指定して、リンクやID・パスワードを発行しておくものです。お互いにいつ打ち合わせを行うかを共有できるものです。
どれを使っても良いですが、全てのやり方を知っておきましょう。事前に試して使ってみることで、すぐにわかります。お客様はリンクやID・パスワードを送り、リンクを押せば参加できますし、参加ボタンからID・パスワードを入力すれば参加できますので問題ありません。
ぜひZoomを問題なく使いこなし、営業活動を効率的に好印象に行えるようにしましょう。