リフォームの提案営業とは何?施主の理想を形に!

リフォームの提案営業とは何?施主の理想を形に!

住宅業界の営業職の求人情報を見ているとき、リフォーム会社の求人について見たことがある方も多いのではないでしょうか?その際に、ただの営業職ではなく、提案営業職という言葉を見たことがあるかと思います。 この提案営業とはいったい何のことでしょうか。リフォームの営業は、決まった商品だけを売るのではなく、様々な組み合わせの提案を行います。この記事では、リフォーム営業の提案について、また、実際の施主とのやり取りについてご紹介いたします。


リフォームの提案営業とは

リフォームというのは、非常に広い意味の工事で、外構であっても、キッチンであっても、お風呂であっても全ての工事はリフォームと言います。大規模なものになるとリノベーションなどとも言います。

例えば、風呂場のリフォームであれば、単純にどのユニットバスを選ぶか、色や細かい仕様を選ぶだけです。しかし、風呂場のリフォームだけでなく、脱衣所のリフォームもする場合は、営業の提案次第で工事内容が変わります。
洗面台や、クッションフロア、窓の変更、ドアの変更、クロスの変更など、高いものを選べばどんどんとコストが高くなり、センス次第でワンランク上の仕上がりにも、ワンランク下の仕上がりにもなります。

施主様がリフォームをしたいと言っても、営業が施主の望むものを提案できなかったとき契約にはなりません。つまり商品を売るというよりは、予算内でこのようなものをオーダーで作れますが、いかがでしょうか?といった提案営業になります。

専門的な知識がある程度必要になりますが、未経験の方でも多く活躍している職種です。実際にどのような流れで営業が行われているか解説します。

リフォーム提案から契約まで

リフォーム提案から契約についての流れを以下のようにご紹介いたします。
・施主の要望をヒアリング
・理想と予算のすり合わせ
・契約時の注意点

施主の要望をヒアリング

まずは施主からどこをリフォームしたいかの相談を受けます。フローリングの貼り替えであれば、上貼りでも良いのか、どのようなフローリングにするかなどを提案します。

この際に施主がなぜフローリングを貼り替えたいのかをヒアリングすることが重要です。見た目を良くしたいのか、ぶかぶかになったフローリングを直したいのか、断熱や床下暖房を入れたいのかなどの理想について聞きましょう。

ただぶかぶかになってしまった床を直したいだけであれば、低予算での提案になります。もし機能面や美観を求めるのであれば、フローリングだけでなく、腰壁の提案や、クロスの張り替えの提案なども行います。

理想と予算のすり合わせ

フローリング貼り替えであれば、クロスも貼り替えたり、キッチンの交換にまで希望が広がることもあります。フローリングだけ綺麗になると違和感なのと、全てを一括に工事した方が費用も抑えられるため、施主様に工事したくなるような提案をすることが営業の腕の見せ所です。

クロスも貼り替えると、キッチンも取った状態で貼り替えた方が綺麗に収まります。そのため部屋全体のリフォームに発展することも多いです。

ここで、施主の予算感を把握することが大事で、部屋全体の工事なら100万円まで出せるのか、30万円までしか出せないのか、営業が見抜き、それに見合った提案をする必要があります。
単純に高い提案をするのではなく、工事種ごとに、施主様が満足のいくプランを組み、選びやすいようにします。

そして予算と工事内容が納得のいくものになったとき、契約という流れになります。

契約時の注意点

フローリング、クロス、キッチンと契約になりましたが、リフォーム工事は単純ではありません。フローリングは隙間のないタイプのものか、質感は施主様のイメージと違うものではないか、床と壁の取り合いの収まりは問題ないか、キッチンの高さの変更はないかなど細かい部分は工事次第で変更できます。

このような工事次第で変わる部分を契約時に細かく、書面上で取り交わさないと後々トラブルになります。フローリングやクロス、キッチンはサンプルと取り寄せたり、現物をモデルルームに見学に行くなどしましょう。

工事中に施主様と一緒に確認することも効果的です。工事中であれば、細かいイメージの違いもそこで気づきすぐに直すことができるからです。工事後にイメージと違った場合、工事のやり直しには費用もかかり、施主様は工事をし直すことを希望しても、会社としてはそれを受け入れることはできません。このようなトラブルを避けることも営業の腕次第になります。

施主の期待を上回る提案をしよう

以上のように営業次第で、提案内容が変わり、施主様の工事範囲も最初の要望と変わることもあります。施主様の期待を上回る、予算内での提案を行い、単価を高くして、トラブルもない営業を行うことが、リフォームの提案営業に求められる仕事になります。




※この記事はリバイバル記事です。

関連するキーワード


リフォーム

関連する投稿


【現場監督】リフォーム工事に必要な知識と資格は?

【現場監督】リフォーム工事に必要な知識と資格は?

現場監督業は、ゼネコンのような大規模な工事から、住宅のリフォーム工事でも現場監督と言います。比較的大規模な工事には、有資格者の現場監督がつく必要がありますが、住宅リフォームのような小さな工事の場合、必ずしも常駐している必要があるわけではありません。 そこで、リフォーム工事における現場監督業がどのような資格や知識が必要とされているのかをご紹介いたします。これから転職を考えている方も、資格がなくても働けるのか、トラブルなく仕事を回すためにはどうしたら良いのかを知ることができます!


目的ごとのリフォームまとめ|提案力をUPさせる秘訣

目的ごとのリフォームまとめ|提案力をUPさせる秘訣

リフォームは、メンテナンスや古くなったものを新しく替えるためなどに行う工事です。お客様からの要望に対して、工事を提案しますが、そもそもどのような目的で行っているのか、様々な目的の理想を叶えたいのか、提案する側が把握し最適な提案をすることで満足度も上がります。 単純に営業として提案力を高め単価を上げれば、売上が上がるという考え方ではなく、リフォーム工事は、単価が上がれば上がるほど、お客様の満足度も上がると考えましょう。それだけ最適な提案はお客様に喜ばれます。 この記事では、リフォーム工事の目的を大きく4つに分けてご紹介し、ヒアリング時、提案時にどのような目的に沿った工事なのかを整理していきます。


リフォームの種類まとめ|転職先の専門を知ろう

リフォームの種類まとめ|転職先の専門を知ろう

一口にリフォームと言っても、工事内容、その範囲によって全く異なる工事になります。リフォーム会社といっても、屋根、外装、外構、内装、風呂、設備など、得意としているもしくは受注が多い工事種は会社ごとに異なります。一戸建てではなく、ビルやマンションのリフォームを専門としている会社もあります。 転職の際にどのようなリフォーム工事を取り扱いたいかを考えて求職活動をしましょう。この記事では、リフォーム工事の種類についてわかりやすくまとめてご紹介いたします。


【転職ってどう?】リフォーム・リノベーション業界の仕事内容とは

【転職ってどう?】リフォーム・リノベーション業界の仕事内容とは

少子高齢化の影響から、住宅の着工件数は徐々に低下する一方で、ライフスタイルの変化に合わせて住まいを変えていく「リフォーム・リノベーション」の需要が高まっています。 そのため、今後の成長が期待できるとして「リフォーム・リノベーション」業界への転職を希望している人も増えているようです。 とはいえ、具体的にどのような仕事を行っているのかわからない人も多いのではないでしょうか? そこで本記事では、転職を検討している人に向けて「リフォーム・リノベーション」業界の仕事内容についてご紹介したいと思います。


【リフォームの施工管理】仕事内容や新築との違いは?

【リフォームの施工管理】仕事内容や新築との違いは?

人口減少の影響から「新設住宅着工戸数」は緩やかに減少しており、今後もその傾向は継続すると予想されています。 一方で、住宅リフォーム市場の規模は拡大傾向にあるなど、需要は安定しています。 空き家問題にともなう中古住宅市場の活性化やリフォーム市場の中心となるシニア層の増加などを背景に、今後もますます注目を集める業界になるでしょう。 そしてリフォームの工事は、クライアントのニーズを品質に反映させながら効率よく進めるためにも施工管理がとくに重要なポイントになります。 そこで本記事では、リフォームの施工管理とはどのような仕事内容なのか、また新築工事の施工管理との違いはあるのかなど、詳しく解説したいと思います。


最新の投稿


【戸建て住宅の24時間換気システム】その種類と止めてはいけない理由

【戸建て住宅の24時間換気システム】その種類と止めてはいけない理由

近年、戸建て住宅は、技術の進歩により高気密、高断熱化が進んでいます。 しかし高気密、高断熱化された住宅は、空気の入れ替えを適切に行わなければ、室内の空気環境を悪くしてしまう可能性があります。 そこで、導入されたのが「24時間換気システム」です。 現在、「24時間換気システム」は、設置が義務付けられており、建物内の計画的な換気が可能となっています。 では、運転を止めてしまった場合、具体的にどのようなリスクが考えられるでしょうか? そこで本記事では、設置が義務付けられている「24時間換気システム」の種類と特徴について、また運転を止めるリスクなどを解説したいと思います。


植栽で住宅がおしゃれに!植栽の知識や種類

植栽で住宅がおしゃれに!植栽の知識や種類

住宅の庭には、必ず何かの植栽が植えられています。もちろん無い家もたまにありますが、ほとんどの住宅には植栽が植えられています。普段意識して見ないと、どのような植栽があるのか、なぜこの樹木を選んだのか、なかなか知らないと思います。しかし、新築住宅では何かしらの考えがあって植栽を選んでいます。この植栽一つでもお家の印象はガラッと変わります。植栽について、基本的な知識を身につけて、それぞれの樹木について知ることで、お客様へも適切に提案できるようになりましょう。


住宅設計|外構計画の基本

住宅設計|外構計画の基本

住宅を設計する上で、外構も重要な要素です。設計では後回しになってしまいがちですが、先に予算やある程度の要望を聞いておかないと、コストや設計の問題で外構がおざなりになってしまいます。外構計画を行う上で、どのようなポイントがあるのかなどについてご紹介いたします。外構は、デザイン性や快適さだけでなく、防犯上も意味のあるものなので、各要素を反映したものにしていきましょう。


隣地とのトラブルに注意!境界の問題

隣地とのトラブルに注意!境界の問題

注文住宅を建てようと、土地を決め、設計を行い、いざ着工し、完成を喜ぼうと思ったのも束の間、隣家の方から敷地についてのクレームが!ということも、実は稀にあります。施主さまが大変な思いをするだけでなく、施工会社としても、トラブルになってしまいます。このような事態を避けるために、隣地境界についてどのような点に注意していなければいけないのか把握しておきましょう。


設計事務所に頼むメリット、施工会社の選び方

設計事務所に頼むメリット、施工会社の選び方

ハウスメーカーや工務店ではなく、設計事務所という建築設計を専門に行う会社があります。お客様は、住宅を建てる会社としては、ハウスメーカー、工務店、設計事務所の大きく3つから選ぶのが主な選択肢になります。この記事では、設計事務所に頼む際のメリットや、施工会社を選ぶ方法についてご紹介いたします。また、これらを知ることで、住宅営業マンなどにとって、営業力を強化する知識にもなります。


最近話題のキーワード

ハウジングインダストリーで話題のキーワード


転職 住宅 職人 現場監督 利益 新築工事 施工管理 風水 建築 営業 知識