【売上ランキングその①】ハウスメーカーへの転職を成功させよう!各メーカーの2021年度採用部署まとめ

【売上ランキングその①】ハウスメーカーへの転職を成功させよう!各メーカーの2021年度採用部署まとめ

 住宅は一生の買い物とも言われ、その住宅を建てるハウスメーカーはお客様に一生の幸せをご提案できるともとれる素晴らしい職業です。実際転職を考える際、まずはハウスメーカーの業界について調べ、どこの部署で働きたいかを考える必要がありますよね。この記事では、売上ランキング順にハウスメーカーをご紹介しながら、各メーカーの特徴や、採用部署についてまとめていきます。ぜひ皆様の転職活動に役立てればと思います。


売上高ランキング一覧TOP10

1位  大和ハウス工業(4兆3,802億円)
2位  積水ハウス(2兆4,152億円)
3位  飯田グループHD (1兆4,020億円)
4位  住友林業(1兆1,041億円)
5位  プライム ライフ テクノロジーズ(1兆180億円)
6位  ヘーベルハウス(6,493億円)
7位  セキスイハイム(5,129億円)
8位  ミサワホーム(3,993億円)
9位  一条工務店(3,560億円)
10位  三井ホーム(2,601億円)
*各メーカーの売上高は2019もしくは2020年度の数値です。正確な売上高については各企業をご参照ください。

5位6位の間に大きな差があり、大和ハウス工業がダントツの売上高を築いています。どこのメーカーも住宅展示場などでは必ずモデルハウスが建っているハウスメーカーではないでしょうか。住宅と言っても、それぞれのメーカーで様々特徴をもつ住宅を建てています。外観だけでなく、内部構造など拘った住宅を建てています。それでは、各メーカーの特徴、採用部署などを見ていきましょう。

大和ハウス工業の特徴、採用部署

特徴

戸建て住宅事業だけでなく、賃貸住宅、流通店舗、施設建築、マンション、環境エネルギー、海外事業(建築、ホテルなど)という幅広く事業を行っており、ダントツの売上高を誇っています。
戸建て住宅では鉄構造住宅の「xevoΣ(ジーヴォシグマ)」という耐震性が高く、天井高2.72m、外張り断熱を主なコンセプトとしたものを売りにしています。また木造でも耐震性の高い「PREMIUM GranWood(プレミアムグランウッド)」という商品も出しています。

採用部署

・一般建築施工管理
・一般建築設計
・設備(設計、施工管理)
・構造設計
・積算
・安全管理
・住宅系アフター
・流通店舗営業(商業用施設)
・建築営業(事業用施設)
*グループ会社ではその他様々な部署で採用しています。

積水ハウスの特徴、採用部署

特徴

戸建て住宅事業だけでなく、 賃貸住宅、建築・土木建築、リフォーム、マンション、都市再開発、海外事業などを行っています。
戸建て住宅では、独自開発の構造技術があり、鉄構造の「ダイナミックフレーム・システム」という最大7mのスパンで柱なし構造を実現、「フレキシブルβシステム」という通し柱が不要で間取りに自由度を実現しています。木造では「シャーウッド構法」という独自開発の木造軸組構法で高い耐震性と間取りの自由度を実現しています。

採用部署

・戸建て住宅提案営業
・戸建て住宅の設計・現場監督
・集合住宅などの設計・現場監督
・カスタマーズサービス
・監理技術者

飯田グループHDの特徴、採用部署

特徴

戸建て分譲、マンション分譲、請負工事事業などを行っている会社になります。分譲住宅のシェアNo.1を誇っており、1日約120戸、1年間で約46,000戸以上の住宅を建てています。分譲住宅の約30%の割合を占めているそうです。建築資材の一括仕入れ、自社工場での木材加工を行うことで品質を維持しつつリーズナブルな住宅設計を実現しています。また、物件検索サイト「すまいーだ」も運営しており、全国の分譲住宅が約17,000件以上掲載されています。

採用部署

グループ企業のため、各企業で採用情報が違います。ここでは各グループを紹介します。
・一建設(株)
・(株)飯田産業
・(株)東栄住宅
・タクトホーム(株)
・(株)アーネストワン
・アイディホーム(株)
・ホームトレードセンター(株)
・住宅情報館(株)

住友林業の特徴、採用部署

特徴

注文住宅事業だけでなく、資源環境(森林経営など)、木材建材(木材商社など)、リフォーム、まちづくり、緑化事業、海外事業、生活サービス事業などを行っています。戸建て住宅では、BF構法(ビッグフレーム構法)という独自の技術で、木造でありながら非常に高い耐震性を持った住宅を建てることができます。また2,000~4500万円など幅広い予算帯に対応した住宅を建てることができることも特徴です。

採用部署

・住宅営業
・住宅設計
・施工管理(戸建て住宅)
・施工管理(中・大規模建築物)
・インテリアコーディネーター
・賃貸住宅、非住宅営業
・賃貸住宅、非住宅設計
・支店総務(管理企画)



※この記事はリバイバル記事です。

関連する投稿


【PC初心者】住宅事務の基礎スキルまとめ

【PC初心者】住宅事務の基礎スキルまとめ

住宅事務に転職しようと考えている方は、事務職としてどのようなスキルが必要かについて悩まれる方もいるかと思います。しかし特別なスキルを必要としている企業は少ないです。住宅事務に必要なスキルは、初歩的なPCスキルで十分です。住宅関係の専門知識や、住宅業界特有の仕事内容などは、働いてから簡単に身につくからです。ただし、PCスキルが全くない状態だと、仕事そのものが進まず、仕事とは関係ないPCの操作方法から教えなくてはいけません。せっかく人を雇ったのに、PC教室のような役割を会社がするわけにはいかないのです。この記事では、どの程度のPCスキルが一般的に必要とされているのかについてご紹介いたします。


住宅業界で職人として転職するメリットとデメリット

住宅業界で職人として転職するメリットとデメリット

住宅業界へ転職する場合、営業や施工管理、設計などいくつかの職種が選択肢となります。 そして、実際の工事を担当する「職人」もそのひとつです。 ものづくりにおいて、「職人」の存在は欠かせません。 住宅業界でも同様で、まったくなにもない「ゼロ」の状態から建物をつくれるのは、「職人」の技術があることで実現します。 しかし「職人」を職業にするとしてもメリットとデメリットがあるため、その両方を理解したうえで検討することが重要です。 そこで本記事では、住宅業界で「職人」として転職するメリットとデメリットについてご紹介したいと思います。


住宅業界のリペア業とは?資格は必要?

住宅業界のリペア業とは?資格は必要?

住宅の建築工事では着工から竣工まで多くの専門業者が携わりますが、そのひとつに「リペア業」があります。 「リペア業」とは、住宅の建築工事で使用する仕上げ材や家具、設備などについたキズを補修する業者のことをいい、「補修屋」と呼ばれることもあります。 比較的歴史の浅い技術ですが、住宅の建築工事では補修の工程が当たり前に設定されるなど、非常に注目の業種です。 では、「リペア業」の仕事は具体的にどのようなことを行うのでしょうか? また、「リペア業」の技術を習得し活躍するには資格が必要なのでしょうか? そこで本記事では、住宅業界で注目の「リペア業」とはどのような仕事なのか、そして活躍するために資格は必要なのかなど、詳しく解説したいと思います。


【クレーム対策】住宅基礎のクラックは施行不良なの!?

【クレーム対策】住宅基礎のクラックは施行不良なの!?

住宅業界、建築業界はクレーム産業と言われるほどクレームが多いです。クレームが怖くて業界から離れてしまった方や、業界に飛び込みにくいという方もいらっしゃるかもしれません。ただし、しっかりとした知識を身につけて、お客様対応を行なっていればそこまで大きいクレームになることは滅多にありません。そこで、住宅基礎のクラックは、住宅の基盤でもあり、お客様を不安にさせるものです。しかし、実際には化粧モルタルのクラックであり、基礎にはクラックが入っていないことがほとんどです。そういった知識を簡単にわかりやすくまとめましたので、施主様、工事担当者ともに、正しい知識をつけ、クレームに対処しましょう。


コンクリートの品質って何?見た目ではわからない

コンクリートの品質って何?見た目ではわからない

住宅工事において、基礎はコンクリートがどの工法でもほとんど用いられています。そこで、誰しも住宅関係の仕事をしたことがある方は、聞いたことがあるのではないでしょうか?コンクリートにも品質があることを。コンクリートは見た目では、どれもコンクリートであり、それに違いがあるようには見えません。しかし、実際にはコンクリートというものは、材料を現場で混ぜ合わせ、それから固まっていくものです。材料やその配分が悪ければ、コンクリートの性能が全く違うものになります。見た目にはわからずとも、実際に試験を行うと、強度も低くなってしまっているのです。この記事では、コンクリートの品質についてわかりやすくご紹介いたします。


最新の投稿


【PC初心者】住宅事務の基礎スキルまとめ

【PC初心者】住宅事務の基礎スキルまとめ

住宅事務に転職しようと考えている方は、事務職としてどのようなスキルが必要かについて悩まれる方もいるかと思います。しかし特別なスキルを必要としている企業は少ないです。住宅事務に必要なスキルは、初歩的なPCスキルで十分です。住宅関係の専門知識や、住宅業界特有の仕事内容などは、働いてから簡単に身につくからです。ただし、PCスキルが全くない状態だと、仕事そのものが進まず、仕事とは関係ないPCの操作方法から教えなくてはいけません。せっかく人を雇ったのに、PC教室のような役割を会社がするわけにはいかないのです。この記事では、どの程度のPCスキルが一般的に必要とされているのかについてご紹介いたします。


住宅業界で職人として転職するメリットとデメリット

住宅業界で職人として転職するメリットとデメリット

住宅業界へ転職する場合、営業や施工管理、設計などいくつかの職種が選択肢となります。 そして、実際の工事を担当する「職人」もそのひとつです。 ものづくりにおいて、「職人」の存在は欠かせません。 住宅業界でも同様で、まったくなにもない「ゼロ」の状態から建物をつくれるのは、「職人」の技術があることで実現します。 しかし「職人」を職業にするとしてもメリットとデメリットがあるため、その両方を理解したうえで検討することが重要です。 そこで本記事では、住宅業界で「職人」として転職するメリットとデメリットについてご紹介したいと思います。


住宅業界のリペア業とは?資格は必要?

住宅業界のリペア業とは?資格は必要?

住宅の建築工事では着工から竣工まで多くの専門業者が携わりますが、そのひとつに「リペア業」があります。 「リペア業」とは、住宅の建築工事で使用する仕上げ材や家具、設備などについたキズを補修する業者のことをいい、「補修屋」と呼ばれることもあります。 比較的歴史の浅い技術ですが、住宅の建築工事では補修の工程が当たり前に設定されるなど、非常に注目の業種です。 では、「リペア業」の仕事は具体的にどのようなことを行うのでしょうか? また、「リペア業」の技術を習得し活躍するには資格が必要なのでしょうか? そこで本記事では、住宅業界で注目の「リペア業」とはどのような仕事なのか、そして活躍するために資格は必要なのかなど、詳しく解説したいと思います。


【建設業の転職活動】退職するときに返却するものとは?

【建設業の転職活動】退職するときに返却するものとは?

会社を退職するときには、さまざまな手続きを行わなければなりません。 また、退職後に必要となる書類などを受け取ることも重要ですが、同時に返却しなくてはならないものもあるため注意が必要です。 とくに建設業での返却物は多岐に渡るうえ、適切に返却されなければ場合によっては損害賠償の対象となる可能性もあります。 そうならないためにも、返却が必要なものは事前にチェックしておきましょう。 そこで本記事では、建設業の転職活動において、退職時に返却する必要があるのは具体的にどのようなものなのかご紹介したいと思います。


【住宅建設】新築工事が始まる前に現場監督が行う現地調査とは?

【住宅建設】新築工事が始まる前に現場監督が行う現地調査とは?

現場監督は、あらゆる業務を行わなければなりませんが、「現地調査」もそのひとつです。 「現地調査」とは、工事が始まる前に実際の現場を確認する事前調査のことをいい、新築工事やリフォームなど、工事によって調査する内容は変わります。 また現場監督は、工事に取り掛かる前に施工計画を作成しますが、現地を確認しなければ実行性のある計画がつくれるとは限りません。 施工計画に不備があれば工事は混乱し工程に狂いが生じる恐れもあるため、「現地調査」は非常に重要なのです。 そこで本記事では、現場監督が行う「現地調査」について、おもに新築工事が始まる際に確認しておきたいことをご紹介いたします。


最近話題のキーワード

ハウジングインダストリーで話題のキーワード


新築工事 現場監督 施工管理 住宅 利益 営業 知識 職人 資格