営業職はやりたくない人が多い
「営業職は、やりたくない!」と言っている人は多いですよね。これは営業がノルマに追われ、ストレスが多くかかるという印象があるからです。この印象は間違いではなく、他の職種よりも毎月売り上げを追い、気が休まることがあまりないかもしれません。
このような働き方は向いている方もそうでない方もいらっしゃいます。しかし、会社にとっては営業が売り上げを作ることが非常に重要で、歩合給というか形で他職種よりも給与の面で優遇していることが一般的です。
つまり、営業はやりたくない人が多いけれども重要な仕事であるということです。営業としてある程度の実力がある方は、それだけで誇っても良い仕事をしていると考えてみましょう。
営業職を下に見ている人は限られている
営業職を下に見ている人というのは、どのような方々でしょうか?それは自分のスキルがある、技術職やマーケティング部署といった方かもしれません。営業職の方のコンプレックスとしては、スキルがほとんどないということです。営業の資格というものは無く、住宅営業であれば宅建士などがありますが、それでは他の部署で雇ってくれるというわけではありません。
一方、技術職やマーケティングから営業職への転職は比較的簡単と言えます。そのため営業職というのは、困った時の働き先と捉えている方も少なくはありません。
しかし、営業職は転職先として受け入れられやすい部署ではありますが、仕事ができるかどうかは別の話です。営業として売り上げを作るという能力は、他の部署しか経験したことがない方にとって難易度は高いと言えるでしょう。
営業職を下に見ている人は、営業職を経験したことのない方に多く、そのような方は気にする必要はありません。また、営業職であるあなた自身も他部署を下に見ることなく、お互いに尊敬しあって業務を進めていくのが良いです。
■営業職こそ花形
業界にもよりますが、営業職こそが花形という会社も多くあります。それだけ売り上げを作る営業職というのは、会社経営に非常に重要なものです。
営業会社のように営業をするだけの会社も存在します。しかし営業を行っていない会社というのは、ほとんどないのではないでしょうか?営業はそれだけ重要な職種ということを知っておきましょう。
営業は、経営活動の根幹
営業は、健全な経営を行うための売り上げを作っていく根幹を成しているとも言えます。
■経営者は営業ができなければ務まらない
営業職を下に見る方はいますが、経営者を経営者だからといって下に見る人はいません。経営者は営業ができなければ務まらず、営業職として働いても業績を残せる人物です。もちろん経営者は営業ができるだけではダメですが、営業が全くできないということはないでしょう。
創業当初などは特に営業を自ら行わなければ売り上げが立ちませんから、営業の重要性を特に知っていると言っても良いでしょう。
■営業で売れていればどこでも働ける自信がつく
営業で売る力を身につければ、どこの会社でも必要とされます。専門知識などが必要とされることもありますが、それらは勉強すれば良いだけで営業スキルは評価されます。
営業に悩んでいる方は、売れていないだけ
営業をしながら、営業職を恥ずかしく、辛い仕事だ、こんな大変な仕事をしたくないと考えている方は、売れていないだけの場合があります。
実際に売れている営業が、営業職を下に見ている方はほとんどいないのではないでしょうか?つまり、営業としてマイナス思考になってしまっているのは売れていないことが原因です。
売れていないからマイナス思考になる、しかし売れないからどうしようもないと考えてしまう方もいるかもしれません。
そこで営業は、「今は売れている」と自分を勘違いさせる能力も必要です。病は気からとも言いますが、気の持ち用で行動に現れます。マイナス思考になっている際は、行動量も質も落ちてしまっています。マイナス思考を打ち砕き、冷静に行動量や質を見直し改善していきましょう。