買ってから後悔することありますよね?
「気に入って買ったけど、この服ほとんど着てないな」「この化粧品いらなかったな」「もっと大きい机にすればよかったかな」など、買ってから後悔するということは誰でもあるのではないでしょうか?
たとえどれだけの時間をかけて考えて買ったとしても、結局あまり使わなかったということは起こり得ます。これは、住宅を購入する際にも起きます。住宅自体に対しては、購入して後悔したということはほとんどないですが、細かいオプションや間取りに対してはもっとこうすれば良かったと後悔する方も多いです。
住宅は、3棟建てないと満足するものを作れないとも言いますが、なるべく事前に後悔する可能性が高いものは省きましょう。
提案力を強化する!後悔する住宅オプション・間取り10選
住宅提案を強化するために、あらゆるクチコミから後悔する住宅オプションや間取りについて10個ご紹介いたします。
1.アイランドキッチン
2.南側の掃き出し窓
3.天窓
4.吹き抜け
5.天然芝
6.ウッドデッキ(小さいサイズ、安い素材)
7.舗装しない駐車スペース
8.角地の駐車スペースにフェンスや塀を設けない
9.浴室テレビ・ベンチカウンター
10.軒がない住宅
以上10個、詳しくご説明いたします。
■1.アイランドキッチン
アイランドキッチンは、島のように独立したキッチンがあるものをいいます。海外ドラマなどでもアイランドキッチンはおしゃれなものとして出てきます。料理をしている時も、食材を置いているだけでおしゃれで楽しい雰囲気が出ます。
しかし、実際にはアイランドキッチンの上に調味料、調理器具、炊飯器・電子レンジなどの家電などを置きっぱなしにしてしまい散らかっているように見える状態になってしまう方が多いようです。もし、アイランドキッチンを導入する場合には、収納スペースを見えないところに置けるように別に設けるなどの対策をしておきましょう。
■2.南側の掃き出し窓
掃き出し窓は、通常の間取りで多いのですが、南側は日差しが強すぎたり、道路から見えるためシャッターをずっと閉めっぱなしの方も多いです。電動シャッターの費用も勿体無いですし、ハイサイドライトなどにすることも検討しましょう。
■3.天窓
天窓は部屋が明るくなり、導入を検討される方も多いです。しかし、実際は他の窓だけでも十分な明るさがあることが多いです。
また雨音がうるさかったり、掃除も大変で、雨漏りの原因にもなります。特に雨漏りは築30年以上何もメンテナンスをしていないと、ほとんどの場合雨漏りすると考えて、定期的にメンテナンスをする予定を立てておきましょう。
■4.吹き抜け
吹き抜けにすることで、部屋全体が広々として開放感あふれた住宅になります。しかし、光熱費が非常に高くなります。1Fと2Fの空間全ての空調を調節するには時間もかかります。2F部分の窓は、専門業者に足場を組んでもらわないと掃除できないというデメリットもあります。
全室の温度が一定に保たれるような、高機能住宅などでの導入にした方が良いでしょう。
■5.天然芝
天然芝の管理は、難しく手間がかかります。家庭菜園などをもともとこまめに行うことができている方が設置するようにしましょう。
■6.ウッドデッキ(小さいサイズ、安い素材)
ウッドデッキは、安い木材だと2,3年で腐ります。BBQなどを行う場合でもダイニングとキッチンを合わせたスペースくらい無いと、あまり使い勝手も良くありません。
使用用途を考えて、サイズを大きく、素材を長持ちする高級なものにしましょう。
■7.舗装しない駐車スペース
舗装しない駐車スペースは、泥まみれになるため避けた方が良いです。予算を削らないようにしましょう。
■8.角地の駐車スペースにフェンスや塀を設けない
角地の駐車スペースは、曲がる車が必ずと言って良いほど乗り上げてきます。歩行者も通ります。フェンスや塀を新築時に設けてしまった方が良いです。
■9.浴室テレビ・ベンチカウンター
浴室テレビは、スマホがあるためほとんど必要ないという方が多いです。スマホの方が視聴できるコンテンツが多いためです。交換修理費用も負担となります。
ベンチカウンターは、裏面の掃除も面倒で、シャンプーなどは水垢ができにくい設置台などが100均でも販売されており、そちらで十分という方も多いです。
■10.軒がない住宅
軒がない住宅は、一見オシャレに見えますが、住宅の劣化が早くなります。雨風が直接当たるため、雨漏りの原因にもなります。
また、軒から屋根裏の通気が比較的不利なため、これも劣化の原因になります。