現場監督は、資格を取っても勉強を怠らないこと

現場監督は、資格を取っても勉強を怠らないこと

現場監督は、施工管理技士の資格を取るために勉強をするのが一般的です。しかし、資格をとってからも建築知識の更新を行うために、勉強を怠らないことが大切です。資格を取ったからと言って、全ての知識が入っているわけではないことと、全ての現場で対応できる知識というのは、完璧には身に付いていないためです。そうは言っても、勉強することが苦になっては続かないので、適度に楽しみながら勉強してみましょう。


現場監督は知識がいくらあっても足りない

現場監督という仕事は、建築知識があったからと言って、全てがうまくこなせるようになるわけではありません。建築士の資格を持っている者が、現場監督をしても、全く役に立たないということもあります。それだけ、現場というのは臨機応変に対応する必要が出てきます。

また、現場監督という仕事上、工事の進め方に沿って、関係各所と連携をとります。この工事の進め方は、会社ごとに違いますし、工事ごとにも違います。これらは慣例であったり、相手企業の意向などもあり、随時合わせる必要があります。そして、関係各所は会社ごとに違うのは当然ですが、これが非常に面倒です。新たに覚えて、下請け会社ごとにどのような特徴があり、誰が何の担当を行なっているのかを勉強する必要があります。

以上のように、知識だけでなく、工事を円滑に進めるために、さまざまな業務に付随する知識をつけていく必要があります。これに加えて、建築知識は非常に複雑で日々現場で確認し、新しいことも勉強していく必要があるため、勉強を怠ることはできません。
これだけの複雑な仕事を行なっている現場監督は、建築現場に必要不可欠であり、やりがいも多く、素晴らしい仕事の一つです。

■マニュアルがない

現場監督の仕事は、マニュアルがありません。現場監督のマニュアル本を読んだとしても、会社ごとに違うため、抽象的な内容になってしまっています。そのため、現場で仕事の進め方を覚える必要があります。会社ごとに現場監督のマニュアルを作成している会社も少ないです。簡単なフローはあるかもしれませんが、どこの会社に連絡して、誰にスケジュールを通すのか、現場ごとにフローも意味をなさないこともあります。

つまり、決まった仕事をしているわけではなく、臨機応変に対応する必要があります。そしてこの臨機応変に仕事をするためには、正しい建築知識が役立ちます。このように、建築知識はあくまでも、仕事を進めていく上で、1つの指標となるものであり、仕事を教えてくれるものではありません。

■知らないことを無くすアンテナを張ろう

仕事を進めていて、知らないことはないか、何か疑問に思うことはないかと、自問自答していくことが大切です。このような意識を持っていないと、全く予期せぬトラブルにあったり、知識と現場の状況が結びついていきません。

施工管理技士の資格を取ってから、その資格を取ったから、知識面では安心だということはありません。現場とその知識を結びつける必要があります。先輩や職人に聞いて、ときには作業を録画するなどして、不明点を無くしていきましょう。

資格を取ってから幅広い知識を付けるオススメ本

・「日経アーキテクチュア」
https://xtech.nikkei.com/media/NA/

建築の総合雑誌で、月に2回発行されています。一級建築士や、建設会社、行政などの建築業界に携わる人向けの雑誌です。意匠・構造・施工といった建築工事の内容だけでなく、社会・経済動向と交えて、経営についての情報も載っています。

現場監督としての仕事だけに目を向けていると、視野が狭まってしまいます。このような総合雑誌を読むことで、全体の流れや動向を把握でき、自分がどのような仕事を担い、何をなすべきかなど、自然と考えるようになる雑誌です。

・「建築知識」
https://www.xknowledge.co.jp/kenchi

建築現場で必要とされる知識について、わかりやすくまとめてある雑誌です。実務で困った時にも見返して役に立つ情報が掲載されており、現場監督には特にオススメです。設計者向けの情報もあるため、設計者がどのような意向で設計しているかなどを知ることもできるため、現場監督の仕事に大いに役立ちます。

・「月間建築技術」
http://www.k-gijutsu.co.jp/products/list.php?category_id=6

毎号、専門的な内容を掲載している建築専門誌です。特殊な環境での設計手法や、結露などの問題についてまとめていたりと、ニッチな欲しい情報が手に入る雑誌です。気になるタイトルのものがあったら、ぜひ購入して読んでみましょう。






※この記事はリバイバル記事です。

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