【忘れっぽい人必見】住宅の現場監督はメモを仕事にしろ

【忘れっぽい人必見】住宅の現場監督はメモを仕事にしろ

現場監督をしていて、新人は特に忘れっぽい人がいます。このような方は、意外に多いです。仕事ができない人というわけではなく、現場監督になるとそのようなことが起こります。理由は、住宅の現場監督は、タスクが以上な量になってしまうからです。細かい伝達内容などが発生し、それをその場で対処したり、数時間後に対処したり、場合によっては別日に対応するなど、非常に複雑になります。1つ1つのタスクは非常に簡単ですが、10個など多くなってくると、全てを覚えておくことは不可能に近いです。この記事では、住宅現場監督が、タスクに埋もれずに、効率的に業務を遂行できる方法としてメモをご紹介いたします。


住宅現場監督は、タスクに埋もれる

住宅現場監督は、とても細かいタスクが多く発生し、それらを1つも忘れずに処理することだけで労力を使います。タスクに埋もれずに業務をスムーズにこなすことができるようになるのは、2年目、3年目以降になる方も多いです。

タスクが多い理由は、まず関係各所が多いことにあります。1つの変更事案が発生した際に、それを伝達する必要があるのですが、3つも4つも電話をかけなくてはいけないこともあります。また、留守で電話に出ないことがあった場合には、そこと電話できていないことを覚えておき、後ほどかけ直さなくてはいけません。

また、工事は複雑な作業のため、確認事項が多くなることは容易に想像つくかと思います。タスクに埋もれ、1つでも伝達ミスなどがあれば大きな問題に発展してしまうこともあります。

タスク未処理で支障が出る

タスクを処理せずとも、日程は進んでいきます。タスクの未処理が工事の不備として露見し、最悪の場合には工事がストップしてしまいます。

例えば、内装の前に電気設備の納まりを、電気事業者と内装屋で相談しなければならないとなった時、内装屋の作業中に電気事業者を呼ぶことになっていたとします。これをうっかり現場監督が、電気事業者に相談日程の連絡を忘れてしまっていた場合、その日の内装工事はできなくなってしまいます。

このようにタスクを忘れてしまうことで工事に支障が出ます。事前に工事前から確認事項として上がっていたものを、うっかり工事が進んでいった際に適切なタイミングで確認をすることを忘れてしまったり、タスクが多くなってくるとなかなか覚えていられないものです。

具体的な忘れがちなタスク

具体的にどのようなタスクを忘れてしまいがちなのでしょうか。細かいタスクが重なると重要なタスクも忘れてしまうこともあります。

例えば、忘れがちな細かいタスクとしては
・関係先への電話
・工事前にクライアントからあった要望の反映
・現場での職人からの質問への回答
・日程変更の連絡(各関係先)
・施主からの途中変更
などになります。

メモでタスクの漏れを無くそう

メモは、タスクを忘れることを回避するために非常に役立つツールです。仕事のできる人は、メモのできる人だとよく言ったりするのを聞いたことがあるのではないでしょうか。

「メモなんて当たり前にやってるよ!」と言う新人ほど、忘れてくるものです。まず、メモを取ることが完璧にできている人は少ないです。仕事のできる人とできない人のメモは、全く違います。

メモを失敗する人

メモを失敗する人なんてなかなかいないと思うかもしれませんが、実は意外に多いです。メモを失敗する原因は、なんと「メモを書いたものを無くす」です。

メモができない人は、まったくと言っていいほど、メモを無くします。メモはできているけれども、それを無くすという荒技です。仕事でしか使いませんし、メモ帳としてしっかりと管理していないからになります。

メモを無くさないように、今ではスマホなどでメモ帳として使用している方も多いです。スマホは常に持ち歩いていますし、確認も容易にできますのでおすすめです。

メモの取り方まとめ

・タイトルと日付
・メモ帳は1つ
・余白を作る
・納期を書く
・完了したものには斜線を引く
以上のものを漏らさずに書くようにしましょう。現場監督にとって、タスクを忘れないようにメモを取ることは仕事だと割り切って、使うことを意識しましょう。

・タイトルと日付
タイトルというのは、どこの現場であるかなどのことです。現場を多く掛け持ちしていたり、工事終盤で、工事途中の問題があった箇所などを確認する際には、このメモも重要な情報になります。

・メモ帳は1つ
先ほど申し上げたように、メモを無くしてしまう方はとても多いです。無くしにくい、スマホなどに書くと効率が良いです。メモを複数持っていても、何をどこに書いたのかわからなくなる方もいます。スマホであれば、検索し、すぐに思い出すことができます。

・余白を作る
メモは次から次へと新しい内容に切り替わることがあります。余白にどのように変更があったかなどを書き足すことで、全員の労力をなるべく減らすことができます。

・完了したものには斜線を引く
これは必ず行った方が良いです。完了したものがどれだかわからなくなり、同じタスクを重複して行ってしまうこともあるからです。また、タスクを作業途中にするのではなく、その場で完結させてしまうことも重要な仕事方法です。

以上のように、メモをうまく取る方法を覚え、仕事がスムーズに進むように住宅現場監督は、メモをうまく活用しましょう。




※この記事はリバイバル記事です。

関連するキーワード


住宅 現場監督

関連する投稿


【難しくない!】1つだけ守れば良い。現場監督のコミュニケーション

【難しくない!】1つだけ守れば良い。現場監督のコミュニケーション

現場監督は、よくコミュニケーション能力が必要で、発注者(もしくは施工会社)とお客様、職人と板挟みになってしまう、と聞きます。現場監督は、工事現場の一種の連絡ツールです。そのため、この連絡ツールとなっている現場監督がうまくコミュニケーションを取れないと、予期せぬトラブルに発展することもあります。しかし、いわゆる「話がうまい」「誰とでも仲良くなれる」といったようなコミュニケーションスキルは必ずしも必要ではありません。この記事では、1つだけ守れば、現場監督としてのコミュニケーションが上手くいく方法をご紹介いたします。


【現場監督がよく使う建設用語】鉄筋の「かぶり」とはなに?

【現場監督がよく使う建設用語】鉄筋の「かぶり」とはなに?

現場監督は、専門工事業者による多くの管理を同時に進めていかなければなりませんが、その際に求められるのはしっかりとコミュニケーションを図ることです。 そして、工事現場でコミュニケーションを図るには、建設業界で使われる専門用語、いわゆる「建設用語」を一定程度理解しておく必要があります。 また、住宅建築のなかでも、とくに重要となる基礎工事には、「かぶり」という「建設用語」があります。 「かぶり」とは基礎工事の鉄筋に関わる内容であり、建物の強度を左右する重要な要素となるため、現場監督が必ずチェックしなくてはならないポイントのひとつです。 そこで本記事では、基礎工事における鉄筋の「かぶり」について、その内容を詳しく解説したいと思います。


働き方改革!施工管理者の残業を減らそう

働き方改革!施工管理者の残業を減らそう

働き方改革が進んでいますが、施工管理の慢性的な長時間労働は、まだ改善の余地があります。会社によっては、全く変わらない状況のところもあります。長時間労働は、労働者を疲弊させるだけでなく、業界としても人手をすり減らしていくことは、長期的にデメリットしかありません。ではなぜ、施工管理は残業時間が多くなってしまうのでしょうか?業務を効率化させる方法は、何か、なぜ浸透していないのかについてご紹介いたします。


外構の基本|種類・役割や注意点

外構の基本|種類・役割や注意点

戸建て住宅において、施主様が気にしていないことも多い外構ですが、住宅環境を考える上では非常に重要な要素です。外構について工務店などの施工会社が、その予算や、必要性について認識していなければ、お客様が住んでから困ってしまいます。この記事では、外構の基本的な知識から、その役割、特に注意しなければならない境界などについてご紹介いたします。外構工事だけでも数百万円とかかることもあるため、設計時には最初に伝えておくべきことでもあります。


工事現場で行う効果的な防寒対策とは?

工事現場で行う効果的な防寒対策とは?

冬季は、寒さの影響によって工事現場でのパフォーマンスが低下するとともに、この季節特有の労災事故が起こりやすくなります。 そのため、冬の工事現場は防寒対策が必須となるのはいうまでもありません。 しかし、ただ重ね着をすればよいというわけではなく、効果を十分に発揮させるにはコツがあります。 そこで本記事では、冬の工事現場の重要テーマである防寒対策について、そのコツをご紹介したいと思います。


最新の投稿


【難しくない!】1つだけ守れば良い。現場監督のコミュニケーション

【難しくない!】1つだけ守れば良い。現場監督のコミュニケーション

現場監督は、よくコミュニケーション能力が必要で、発注者(もしくは施工会社)とお客様、職人と板挟みになってしまう、と聞きます。現場監督は、工事現場の一種の連絡ツールです。そのため、この連絡ツールとなっている現場監督がうまくコミュニケーションを取れないと、予期せぬトラブルに発展することもあります。しかし、いわゆる「話がうまい」「誰とでも仲良くなれる」といったようなコミュニケーションスキルは必ずしも必要ではありません。この記事では、1つだけ守れば、現場監督としてのコミュニケーションが上手くいく方法をご紹介いたします。


【工事現場の労災事故】冬に多い労災対策とは?

【工事現場の労災事故】冬に多い労災対策とは?

工事現場での労災事故は年間を通じて起こりますが、冬には、この季節特有の労災事故が多くみられます。 そのため、寒冷な現場環境では、季節に応じた対策をしっかりと講じなくてはなりません。 また、冬特有のリスクといえば気温低下による環境の変化になりますが、寒さを解消することだけにとらわれると安全が疎かになってしまうケースもあります。 よって、寒さ対策と安全対策は平行して検討することが重要なのです。 そこで本記事では、とくに冬に多い労災事故について、その内容と対策をご紹介したいと思います。


ホームインスペクターとはどんな仕事?資格は必要?

ホームインスペクターとはどんな仕事?資格は必要?

住宅業界では、さまざまな業種があり、それぞれの専門業者が担当する工事を行います。 そのなかで、住宅の売買や新築の際、劣化状況や不具合の有無などを診断する、いわゆる「ホームインスペクション(住宅診断)」と呼ばれる職種があります。 そして、この「ホームインスペクション」を実施する人が「ホームインスペクター」です。 では、「ホームインスペクター」は、具体的にどのような内容の仕事を行うのでしょうか? また、資格は必要なのでしょうか? そこで本記事では、「ホームインスペクター」の仕事内容や必要となる資格などについてご紹介したいと思います。


【現場監督がよく使う建設用語】鉄筋の「かぶり」とはなに?

【現場監督がよく使う建設用語】鉄筋の「かぶり」とはなに?

現場監督は、専門工事業者による多くの管理を同時に進めていかなければなりませんが、その際に求められるのはしっかりとコミュニケーションを図ることです。 そして、工事現場でコミュニケーションを図るには、建設業界で使われる専門用語、いわゆる「建設用語」を一定程度理解しておく必要があります。 また、住宅建築のなかでも、とくに重要となる基礎工事には、「かぶり」という「建設用語」があります。 「かぶり」とは基礎工事の鉄筋に関わる内容であり、建物の強度を左右する重要な要素となるため、現場監督が必ずチェックしなくてはならないポイントのひとつです。 そこで本記事では、基礎工事における鉄筋の「かぶり」について、その内容を詳しく解説したいと思います。


働き方改革!施工管理者の残業を減らそう

働き方改革!施工管理者の残業を減らそう

働き方改革が進んでいますが、施工管理の慢性的な長時間労働は、まだ改善の余地があります。会社によっては、全く変わらない状況のところもあります。長時間労働は、労働者を疲弊させるだけでなく、業界としても人手をすり減らしていくことは、長期的にデメリットしかありません。ではなぜ、施工管理は残業時間が多くなってしまうのでしょうか?業務を効率化させる方法は、何か、なぜ浸透していないのかについてご紹介いたします。


最近話題のキーワード

ハウジングインダストリーで話題のキーワード


新築工事 現場監督 施工管理 住宅 営業 利益 職人 資格 転職