住宅営業マンのオプション単価の上げ方②|イエスマンにはなるな

住宅営業マンのオプション単価の上げ方②|イエスマンにはなるな

 ①では、追加オプションの例を外壁と屋根でご説明いたしました。②では外構や室内での追加オプションについてご紹介いたします。オプションは細かく見ていくと様々ありますが、ここでは代表的なものを取り上げています。住宅営業として次はこんな提案をしてみようという単価アップに役立つと同時に、お客様に喜ばれることが増えることにお役立ちいただければと思います。


部位別追加オプションの単価の上げ方

 追加オプションによるグレードの変更は様々な箇所で可能です。予算に限りはありますので、お客様のニーズに合わせてどこを提案するかを決めましょう。

外構の追加オプション

・ウッドデッキ
ウッドデッキは人気ですが、ホワイトウッドなどの安い木材を使ったものは3年~5年で腐ります。メンテナンスがほとんど必要ないアイアンウッドもしくは樹脂製のものなどを提案しましょう。また、ウッドデッキの下はコンクリートが良いです。雑草の処理が大変になり、数年後に公開することになります。

・宅配ボックス兼ポスト
ポストをつけますが、その際に宅配ボックスも付いているものが人気です。ポストだけでも意外に値段がするので、宅配ボックス付きにしておけば後々楽になります。

・砂利敷き、土間打ち
必ず防草シートを敷いてから砂利を敷くことを薦めましょう。予算があれば土間打ちの方が望ましいでしょう。

・駐車スペース
土間打ちが一般的です。乱形石という綺麗な色をした石を敷いている家もたまにあるのですが、車の乗り入れにより割れることがほとんどです。車の乗り入れ部の設計には、注意を払いましょう。

・スロープ
敷地面積があればスロープはつけておいた方がいいです。外構工事は後から行うと、割高になります。

内装の追加オプション

・クロスなど
内壁の仕上げは10年後などに行っても、費用は変わらないため、新築時にこだわりがなければそこまで必要ないかもしれません。クロスが汚くなってきた築20年頃に漆喰壁にするなど自由にできます。

・床材
フローリング、無垢床などがあります。無垢床は高価で温かみがあり非常に良いものですが、傷がついたり、メンテナンスをして長く使っていき味が出てくるものです。あまりメンテナンスを考えていない方はお勧めしない方がいいかもしれません。フローリングは比較的安価に張り替えができるので、張り替えをしながらメンテナンスをした方が将来的には費用もかけずに綺麗に保つことができます。

設備の追加オプション

・床暖房
全ての部屋につけることは費用対効果はあまり高くありません。リビングは取り付けると暖かくエアコンの稼働が少なくて済みます。

・浴室乾燥暖房器
浴室で洗濯物を干したりできます。洗濯物を干すためにあまり使わない場合も多いため必要なかったという声も多く聞きます。カビの防止には非常に高価的なことと、寒冷地では非常に重宝するためつけた方がいいでしょう。ヒートショック防止にもなります。

・食器洗い乾燥機
システムキッチンにビルドインされたタイプのものがお勧めです。食洗機は必須の設備になりつつあるため、建売にもついている住宅が多いです。性能が高くなってきており使いやすいため取り付けることが無難です。

・タッチレス水栓
こまめに出したり止めたりするため、水道代が節約になるとともに、非常に便利と人気が高くなってきています。

・ペアガラス窓
断熱効果など、住宅は窓からの影響を7割受けています。そのためペアガラス窓などの高性能窓にすることで格段に断熱効果も上がります。後から交換することは、厚みなどの問題から難しいため、新築時に取り付けておくことがお勧めです。

提案時の簡単な見極めポイント

 後付けをすると、割高なものは新築時にお勧めしましょう。これで提案するものを絞ると、お客様も選びやすいと思います。例えばペアガラスなどは冊子の形状から後付けする場合には大工事になるなど、お客様は知らないため、先に教えてあげた方が良いでしょう。
オプションは非常に多く、もちろんグレードアップすれば良いものは良いです。しかし、お客様も営業マンが全て提案してきても予算にも限りがあり、どれを選べば良いか、自分たちにとって何が一番良いかはなかなか判断できません。このように提案することでお客様も要望と予算とを比較しながら決めることができます。



※この記事はリバイバル記事です。

関連するキーワード


住宅 営業

関連する投稿


住宅営業の仕方でトラブルに!?クロージングを急ぎすぎてはいけない

住宅営業の仕方でトラブルに!?クロージングを急ぎすぎてはいけない

営業は月末になると、その月の売上をなんとしてでも作ろうとします。どの営業でもそうですが、この際にお客様にメリットになるクロージングトークをしかけます。しかし、このとき営業が急すぎ、後々の工事になった時にトラブルになってしまった経験をしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?この記事では、工事請負契約書を交わす際に注意しなければならない点についてご紹介いたします。


【営業で勝つために】住宅メーカーの研究をしよう!一挙にまとめてご紹介

【営業で勝つために】住宅メーカーの研究をしよう!一挙にまとめてご紹介

営業にとって、一番嫌なのが、他の会社にお客様を取られてしまうことではないでしょうか?住宅購入をしている方を見つけることが大変な営業です。せっかく購入意思が固いお客様にアプローチできたにも関わらず、今一歩のところで他社にしましたとなったときの落胆は、誰しもが経験したことがあるはずです。他社の住宅メーカーがどのような提案を行なっているのか簡単にご紹介いたします。


【営業も知っておくべき】住宅購入に使える補助金まとめ

【営業も知っておくべき】住宅購入に使える補助金まとめ

住宅購入は費用も多くかかり、なかなか踏み切れない方も多いです。しかし、日本経済を潤すために住宅の売買については、国も様々な施策を行っています。そこで、お客様に補助金制度を勧めることで購買意欲を高めることができます。多くの制度があり、条件も細かく設定されているものもあります。お客様が調べても、購入する住宅がその制度の条件にあっているかなどがわからない場合もあります。営業はしっかりとそれぞれの制度について理解しておきましょう。


【かんたんまとめ】住宅購入にかかるお金の知識

【かんたんまとめ】住宅購入にかかるお金の知識

住宅購入には、建物の価格だけでなく、それらの手続きにかかる様々な諸費用がかかります。これらの費用についての知識を、営業が持っていなければ、お客様は契約してからこんなに予算を用意できないという事態になってしまいます。事前にお客様が手持ち資金の不足がないように、どの程度の金額が何にかかるのかについて説明できるようにしましょう。営業はお金の話をしっかりできてこそ、お客様から信頼され、契約に結びつきますので、しっかりと把握しておきましょう。


住宅の構造とは?木造や鉄骨造などわかりやすくご紹介!

住宅の構造とは?木造や鉄骨造などわかりやすくご紹介!

住宅構造は、非常に多くの種類があり、専門家でないと複雑に感じるかもしれません。簡単に、木造や鉄骨造というものを勉強しても、ハウスメーカーによって様々な構法に各名称がつけられている場合もあります。この記事では、構造というものがどのようなものなのかについて簡単にご紹介し、それぞれの一般的な構法についてもご紹介いたします。


最新の投稿


住宅営業の仕方でトラブルに!?クロージングを急ぎすぎてはいけない

住宅営業の仕方でトラブルに!?クロージングを急ぎすぎてはいけない

営業は月末になると、その月の売上をなんとしてでも作ろうとします。どの営業でもそうですが、この際にお客様にメリットになるクロージングトークをしかけます。しかし、このとき営業が急すぎ、後々の工事になった時にトラブルになってしまった経験をしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?この記事では、工事請負契約書を交わす際に注意しなければならない点についてご紹介いたします。


【営業で勝つために】住宅メーカーの研究をしよう!一挙にまとめてご紹介

【営業で勝つために】住宅メーカーの研究をしよう!一挙にまとめてご紹介

営業にとって、一番嫌なのが、他の会社にお客様を取られてしまうことではないでしょうか?住宅購入をしている方を見つけることが大変な営業です。せっかく購入意思が固いお客様にアプローチできたにも関わらず、今一歩のところで他社にしましたとなったときの落胆は、誰しもが経験したことがあるはずです。他社の住宅メーカーがどのような提案を行なっているのか簡単にご紹介いたします。


【営業も知っておくべき】住宅購入に使える補助金まとめ

【営業も知っておくべき】住宅購入に使える補助金まとめ

住宅購入は費用も多くかかり、なかなか踏み切れない方も多いです。しかし、日本経済を潤すために住宅の売買については、国も様々な施策を行っています。そこで、お客様に補助金制度を勧めることで購買意欲を高めることができます。多くの制度があり、条件も細かく設定されているものもあります。お客様が調べても、購入する住宅がその制度の条件にあっているかなどがわからない場合もあります。営業はしっかりとそれぞれの制度について理解しておきましょう。


【かんたんまとめ】住宅購入にかかるお金の知識

【かんたんまとめ】住宅購入にかかるお金の知識

住宅購入には、建物の価格だけでなく、それらの手続きにかかる様々な諸費用がかかります。これらの費用についての知識を、営業が持っていなければ、お客様は契約してからこんなに予算を用意できないという事態になってしまいます。事前にお客様が手持ち資金の不足がないように、どの程度の金額が何にかかるのかについて説明できるようにしましょう。営業はお金の話をしっかりできてこそ、お客様から信頼され、契約に結びつきますので、しっかりと把握しておきましょう。


住宅を建てる際の土地についての基礎知識まとめ

住宅を建てる際の土地についての基礎知識まとめ

住宅を建てるには土地が必要です。土地は広さだけで、特に他に気にしたことは無い!という方もいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、実は土地一つとっても様々な知っておかなければならない知識があります。住宅関係の仕事をする以上、全て把握しておきましょう。土地の種類から、住宅を建てる上で注意しなければならない条件などについて、わかりやすくご紹介いたします。


最近話題のキーワード

ハウジングインダストリーで話題のキーワード


新築工事 現場監督 施工管理 住宅 利益 営業 職人 資格 現場監理 働き方改革 台風