工事現場で新型コロナウイルスに感染しないための対策とは?

工事現場で新型コロナウイルスに感染しないための対策とは?

新型コロナウイルスの流行によって、わたしたちの生活は大きな変化を余儀なくされました。 企業の働き方もテレワークが当たり前となるなど、感染拡大を防止するための対策は定着しつつあるようです。 一方、建設業界のコロナ対策も取り組みが進んでいますが、テレワークが難しく、また「密」になりやすい工事現場ではどのような対策を講じているのでしょうか。 そこで本記事では、工事現場で新型コロナウイルスに感染しないための対策としてどのようなことが行われているのかご紹介したいと思います。


新型コロナウイルスの流行によって、わたしたちの生活は大きな変化を余儀なくされました。
企業の働き方もテレワークが当たり前となるなど、感染拡大を防止するための対策は定着しつつあるようです。

一方、建設業界のコロナ対策も取り組みが進んでいますが、テレワークが難しく、また「密」になりやすい工事現場ではどのような対策を講じているのでしょうか。
そこで本記事では、工事現場で新型コロナウイルスに感染しないための対策としてどのようなことが行われているのかご紹介したいと思います。

工事現場で新型コロナウイルスに感染しないための対策

建設業界の新型コロナウイルスの指針について、国土交通省から「建設業における新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン」が発表されています。

これは、工事現場などの実態に応じた新型コロナウイルス感染予防対策の基本的事項について整理したものです。
このガイドラインを参考に、工事現場での新型コロナウイルスの対策について大きく3つの視点からの取り組みをご紹介いたします。

  • 事業者のコロナ対策
  • 作業員のコロナ対策
  • 施工管理のコロナ対策

建設産業・不動産業:新型コロナウィルス感染症対策 - 国土交通省

https://www.mlit.go.jp/totikensangyo/const/totikensangyo_const_tk1_000181.html

国土交通省のウェブサイトです。政策、報道発表資料、統計情報、各種申請手続きに関する情報などを掲載しています。

■事業者のコロナ対策

まずは、事業者の立場から従業員に対して感染予防を図る必要があります。
会社の方針としてコロナ対策を積極的に取り組む姿勢を示し、各従業員に対して工事現場での責任ある行動を促すことが重要です。

また従業員の健康管理にも注意を払う必要があり、少しでも感染が疑われる場合は出勤させないなど、ほかの人との接触を避けなければいけません。

■作業員のコロナ対策

実際に現場で作業を行う作業員は、新型コロナウイルスに感染しないこと、そして感染させないことに努めなければいけません。

睡眠を十分に確保することや毎朝体温チェックをするなど、日常の健康管理にはとくに注意し、できるだけ会社や現場に迷惑をかけないよう配慮することが重要です。
工事現場でのコロナ対策は、例えば以下のような内容になります。

  • マスクやフェイスガードなどの装着(夏季は熱中症にも留意)
  • こまめに手洗いやうがいを行う
  • ほかの作業員との距離をできるだけ2m以上離す
  • 室内での作業中はこまめな換気を心がける
  • 昼食や休憩は自分の車を利用する
  • 体調に不安を感じたときは作業をやめて自宅に待機する


■施工管理のコロナ対策

施工管理者は、工事現場で作業員が新型コロナウイルスに感染しないよう、そして安心して働ける環境づくりをしなくてはいけません。
現場の責任者として新型コロナウイルス対策に関する方針を打ち出し、協力会社や作業員に徹底した対応を求める必要があります。

また、消毒液を準備していつでも使用できるようにしておくこと、多くの人が利用するトイレのハンドルを消毒することなども、必要な仕事になるでしょう。
ポスターや看板などを掲示し、工事に携わる人に注意喚起することも効果的です。

さらに作業員が「三密」を回避するには、施工管理が主導して体制をつくることも必要になります。
例えば以下のような取り組みです。

  • 作業員を複数の班に分け時間をずらして作業工程をつくる
  • 作業員が同乗して出勤する必要がないよう駐車場を多く確保する
  • 休憩スペースにアクリル板を用意する
  • 換気のための送風機を準備する

そして万が一、現場で感染者が確認された場合は、施工管理者が適切に行動しなくてはいけません。

保健所などの指示に従って対応するとともに、感染者が確認されたことを工事関係者全員に通知を行う必要があります。
もちろん建築主への報告も必要になるため、それだけで満足度の低下につながる場合もあるでしょう。

ちなみに、就業中に感染したことが確認されたときは、労働基準監督署へ「労働者死傷病報告」を提出しなければいけないことが定められています。
つまり労災対象になるということであり、提出を怠ると「労災かくし」としてペナルティを受けることがあるため注意が必要です。

まとめ

工事現場は、「三密」になりやすいことから新型コロナウイルスの感染リスクは比較的高いといえます。
そのため、工事に関わるすべての人が協力しながら安全に工事を進めることが重要です。

とくに施工管理者は、リーダーシップを発揮し対策を推し進めることで感染リスクの低下に努めなければいけません。
もうしばらくは大変な状況が続くことが予想されますが、この難局を乗り越えるためにも対策を怠らないようしっかりと取り組む必要があるでしょう。




※この記事はリバイバル記事です。

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