木造住宅と鉄骨住宅どちらが良い?多角的に見たメリットデメリット

木造住宅と鉄骨住宅どちらが良い?多角的に見たメリットデメリット

住宅を建てる際に、木造住宅にするか鉄骨住宅にするか迷われる方は多いです。一般的に鉄骨住宅の方が建築コストがかかるためコストの面で木造住宅を選ぶ方もいらっしゃいます。また、鉄骨住宅に関しては建てることができるメーカーも限られているため比較的選択肢としては狭い傾向にあります。予算があるなら鉄骨住宅にしたい、メリットデメリットを知りたい、木造住宅の方が良い点を知りたいという方に多角的に利点等をご紹介いたします。


木造住宅とは

木造住宅とは、大きく分けて在来工法とツーバイフォー工法があります。工法によって特徴がありますが、ここでは鉄骨住宅と比べてのメリットデメリットについて解説いたします。

■木造住宅のメリット

木造住宅のメリットについてご紹介いたします。

・建築コストが比較的低い
建材として鉄骨よりも木材の方が安いコストで済みます。また、施工費用に関しても木材の方が比較的簡単な施工のため人件費もかかりません。また、鉄骨住宅の場合には大手ハウスメーカーなどしか選択肢がなくなり、ブランド代もあるため費用がさらに高くなる傾向にあります。

・間取りやデザインに融通が効く
木材の加工がしやすいことから、特殊な間取りであったりデザインに柔軟に対応できます。ツーバーフォー工法の場合にはリフォームがしにくいと言われていますが、鉄骨住宅よりはリフォームの幅があります。

・木の温もりがある
木の温もりは、快適な住まいに良い影響を与えてくれます。日々住んでいて快適に感じるということを重視する方は、鉄骨住宅よりも木造住宅を選択されることが多いです。
木材の種類によっても住宅の雰囲気が変わり、木造ならではの住空間を創ることができます。

■木造住宅のデメリット

木造住宅のデメリットについてご紹介いたします。

・耐久性が比較的低い
木造住宅は、メンテナンスを行った上でおおよそ40~50年程度の耐久性と言われています。メンテナンスをしない場合には築30年程度が寿命とも言われています。ただし、構造耐久性が高いも構造住宅を建てるメーカーや工務店も増えてきており100年住宅と謳っている企業もあります。

・火災に弱い
木材ですので、火災に弱いです。防火建材を使用して建てられていますが、全く燃えないというわけではありません。

・シロアリ被害が発生することがある
湿気があると、木材が腐食しシロアリ被害に遭うことがあります。新しい住宅の場合には換気されており、シロアリ被害に遭うことは珍しくなってきていますが、環境によっては気付かぬうちに被害が進行している場合もあります。

鉄骨住宅とは

鉄骨住宅とは、主に重量鉄骨造と軽量鉄骨造があります。それぞれ厚さ6mm以上の鋼材、6mm未満の鋼材を使用しています。建築工法も様々で、ブレース工法やラーメン構造、両者を組み合わせたものなど建築会社によって異なります。
重量鉄骨造は、マンションや大型施設などで主に採用されている構造です。

鉄筋コンクリート造は、鉄骨ではなく鉄筋を使用した工法になり、鉄骨造とはまた違ったものです。

■鉄骨住宅のメリット

鉄骨住宅のメリットについてご紹介いたします。

・火災保険が安い
鉄骨住宅の場合には火災保険料が安く設定されます。

・耐震性が高い
木造よりも耐震性が高く、全壊する危険性はほとんどないと言っても良いです。

・広い間口を作ることができる
鉄骨造の場合には、柱の間隔を木造よりも長く空けることができるため、広い間口を作ることができます。

■鉄骨住宅のデメリット

鉄骨住宅のデメリットについてご紹介いたします。

・建築コストが比較的高い
建材として木材よりも高いことと、施工費用に関しても木造よりも高くなります。

・断熱性が低い
鉄の特性として断熱性が低いです。そのため断熱材などをうまく施工することで、住みやすさを維持する必要があります。

住みやすさはどっちが上?

結局住みやすさはどっちが上なのでしょうか?一般的には鉄骨住宅でも木造住宅でも、あまり変わらないくらい快適さはあります。

鉄骨住宅でも断熱材に手を抜いていれば住みにくくなり、木造住宅でもそれは変わりません。ある程度、快適な設計がされている場合には、住んでいて気になることはないようです。
鉄骨住宅でもフローリングや壁に鉄を使っているわけではないので、触り心地や空間デザインは木の温もりを感じられるようにすることもできます。

資産価値はどっちがある?

鉄骨住宅方が資産価値は高いです。耐久年数が長いことからも、建物としての資産価値は落ちにくいです。

リフォームのしやすさは?

リフォームは木造住宅の方がしやすいです。ただし、鉄骨造に関しても間口を広くできるため、ある程度間取りに関してはデザイン次第で融通が効く場合もあります。

長期的に見た住宅の行方

長期的に見ると、木造住宅と鉄骨住宅はどちらが良いでしょうか?
例えば築40年程度で、手離すことになり、親族にも引き継ぐ方がいなかった場合には、売却もしくは解体して売却となります。
このような場合には、鉄骨住宅の方が資産価値も高いとされていますが売れるかどうかは難しいところです。木造住宅の方が解体費用も安いため、手離す場合には選択肢が多いこともあります。

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