今更聞けないパソコンの使い方|住宅会社で活きる使い方

今更聞けないパソコンの使い方|住宅会社で活きる使い方

恥ずかしながら、今でもパソコンが苦手、エクセルやワードは、若い人に任せてしまっているという方もいらっしゃるのではないでしょうか?そこで、基本的なパソコンの使い方から、住宅会社で勤めている方が特に知っておくと良い情報についてご紹介いたします。


パソコン操作は、エラーに対処できること

まず、パソコンができない方は、「壊してしまったらどうしよう。取り返しのつかない操作をしてしまったらどうしよう。」という不安に駆られている方が多いです。パソコンができる、パソコンを扱うことに慣れている方は、わからないこともどんどん進んでボタンを押して、そこから理解することができます。このような勇気を持つために、万が一パソコンがエラーとなった時の対照方法について知っておきましょう。

・パソコンが固まったとき
近年のパソコンは、ある程度のスペックがあるパソコンであれば、固まる頻度は少ないです。しかし、パソコン事態が大変な作業をしているときは、固まってしまうこともあります(多くのアプリを開いていて、パソコンが熱くなることもあります)。このような状態は、基本的には正常な状態です。恐れる必要はありません。
落ち着いて、放置してみましょう。放置しても治らないときは、パソコンを再起動しましょう。パソコンの再起動の方法は、使用しているパソコンでの方法をあらかじめ調べておきましょう(パソコンのOSなどで微妙に違うため)。また、電源ボタンを長押しすれば、強制終了することもできるため、どうしようもないときは強制終了もしてみましょう。

・間違った操作をして、元に戻したい
ワードなどで文章を作成している際などに、間違った操作をしてしまい、元に戻したいということがあります。この場合には、Windowsであればctrl+Z、Macはcommand+Zを押せば元に戻ります。これは、非常によく使うショートカットキーになるので、これだけを覚えておくだけで、恐れずに作業ができるはずです。
また、パソコンが固まってしまって、それまで打ち込んでいたデータが消えてしまったなどということは、パソコンができる方でもたまにあります。これを回避するためには、あらかじめこまめにデータを保存する癖をつけたり、大事なデータの場合には、コピーデータを作成し、そちらを編集することで、大元のデータはオリジナルとして保存しておくなどの方法もあります。

以上のように、パソコン操作をしていて、エラーになったときにうまく対処できるようにしておけば、なにも恐れずに操作していく勇気を持つことができます。

フォルダ、ファイル、ソフト(アプリ)について知る

パソコンに入っている情報というものは、基本的には「フォルダ」、「ファイル」、「ソフト(アプリ)」を知っていれば基本操作は可能です。

フォルダについて

フォルダは、本棚をイメージすれば良いです。データをこの中にまとめて入れることができ、整理するためのものと考えて大丈夫です。フォルダは、自分で名前を決めて、整理することは必須です。整理をしないと、どこに何のデータが入っているかわからなくなってしまうため注意が必要です。もしどこにあるかわからなくなった際には、パソコン上のデータを検索することで発見できます。発見した後は、データを移動して、整理するのを忘れないようにしましょう。

ファイルについて

ファイルは、データそのもののことを言います。アナログのファイルは、書類をまとめておくものですが、パソコンでは、ファイルは書類などのことを言います。写真や動画なども、ファイルとして保存されています。
ここで、拡張子というものについて知っておきましょう。ワード、エクセルなどで作成したものは、ワードファイル、エクセルファイルとなります。ワードファイルの拡張子は.docx、エクセルファイルの拡張子は.xlsxなどになります。拡張子があることで、ワードで作成したファイルなのか、エクセルで作成したファイルなのかを識別することができます。そのため、.docxのファイルを開くと、ワードが起動して、ファイルを編集することができます。

ソフト(アプリ)について

ソフト(アプリ)は、ワードやエクセルなどになります。スマホではアプリと呼ばれており、パソコンでもアプリケーション(アプリ)と呼ばれるようになってきています(従来は、ソフトと呼ばれることが多かったです)。厳密には、ソフトという定義の中に、アプリがあります。
ソフト(アプリ)は、ファイルを作成したり、ファイルを編集するために必要なものです。カメラというアプリで写真を撮ると、写真(拡張子は、.jpegなど)というファイルが作成されるといったイメージです。

住宅会社で活きる使い方

基本的なワード、エクセル、パワーポイントといったソフトは、使えるようになっておきましょう。また、検索機能をうまく使えることが大事です。yahooやgoogle検索で、必要な情報を調べることは、専門用語を調べるのに役立ちます。

また、youtubeで調べることで、動画として専門知識の説明が聞けるため、有効活用しましょう。これらを使うだけで、かなりの知識を身につけることができ、これと合わせて現場で覚えることで、非常に仕事が覚えやすいです。

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