【労働環境】現場監督の辛いこと5選

【労働環境】現場監督の辛いこと5選

現場監督は大変!いくら資格を取って給与が安定していても、やりたくない。そもそも資格を取ってまでしたくない。という声が聞こえてくることがあります。確かに仕事の大変な部分を列挙すれば、そのような印象になります。しかし、現場監督は実際に働いてみると、言うほど大変ではなく、仕事ができるようになれば非常にやりがいを感じることができる仕事です。具体的にどのような辛いことがあるのか、それがごく稀なことであることをご紹介いたします。


現場監督は辛い!でも良いところもある

「現場監督の仕事は大変だ!こんなこともあるんだ!」という話が飲み会の席で出て、仕事をしたくないと思った方もいるかもしれません。しかし、それはあくまでエピソードトークです。何年間かで蓄積された面白エピソードのようなもので、毎日そのような辛い経験が待っているわけではありません。

もちろん大変なところもありますが、それはどの仕事でも当てはまります。実際は他の仕事とあまり変わらない大変さで、接客業の大変さと似ているところがあるかもしれません。具体的な辛い場面を5つご紹介いたします。

・3Kってほんと?
・休みが不定期なことも
・長時間労働もある
・夏は暑く、冬は寒い
・板挟みによる精神的負担
これらを事前に知ることで耐性がつきます。未知のトラブルに遭遇したとき、誰しもが嫌な気分になりますが、みんなが知っているトラブルであれば、なんともないと感じるようになります。
では、1つずつご紹介していきます。

3Kってほんと?

きつい、汚い、危険という3Kですが、現場監督はそこまでではありません。まず、職人は体力的にもキツかったり、危険作業もありますが、現場監督は基本的には作業はしないので、このような場面は少ないです。

汚いという場面ですが、汚いところを施工する場合には、汚いです。しかし、新築住宅工事などはむしろ綺麗と言えます。外での工事なので砂埃など室内のようにはいきませんが、衛生的に汚いということはあまりないです。

外仕事なので汚れる仕事にはなります。しかし、工事をして何かを作ったり、解体したり、それらの作業は面白いものばかりです。汚いと見るのではなく、工事作業自体に魅力を感じましょう。

休みが不定期なことも

土日休みであったり、工事種によっては平日休みの勤務体系のところもあります。また、現場が動いている以上、休日に急遽出勤になったり、休みが不定期になる場合もあります。

休みが不定期だと、体の疲れが取れにくかったり、遊びに行く予定も立てにくくストレスが溜まる方もいらっしゃいます。無理をせず、休める時に有給をうまく使うなどして精神的にも体調管理をできるようになりましょう。

また、平日休みであれば、平日はどこも空いているというメリットがあります。何事にもメリットデメリットはあるものなので、メリットを活用する生活スタイルを心がけましょう。

長時間労働もある

現場確認をしてから、事務所に戻り、夜は書類作成に追われることもあります。繁忙期などは現場が何件か被ることもあり、工程表、発注管理など様々な事務作業があります。

長時間労働は現場監督にとって慢性的になっている会社も多くありました。しかしこのような状況を改善しようとする動きになってきており、近年ではだいぶ作業の効率化により時短が進められています。

施工管理アプリなども普及してきており、連絡業務の時短、工程表、発注管理も効率化されて生きています。長時間働いている方は、仕事ができていないだけという良い風潮も出始めています。業務の質を落とさず、今までより短い時間で成果を出せる仕組みになってきています。

夏は暑く、冬は寒い

外仕事のため、夏は耐え難い暑さ、冬は手がかじかみます。こればっかりは外作業のため帰ることはできません。四季を感じることができる職場だと考えましょう。

板挟みによる精神的負担

発注者(お客様)と職人との板挟みによる精神的負担は、必ず誰しもが経験したことのあるものです。発注者の意見を尊重しなければならないのですが、職人も職人で仕事に誇りを持っています。

発注者のわがままな都合で急な変更があったとき、職人には現場監督が頭を下げて頼まなければいけません。お金を払っているんだから職人に頭を下げる必要があるの?と思われるかもしれませんが、お金をもらったとしても一生懸命作ったものを壊して、違うものを作れと言われたら嫌な気分になりますよね。

この精神的負担を和らげるためには、職人と良好な関係を築いておくことです。職人も現場監督が板挟みになっていることは分かっていますが、怒る気分になってしまうこともあります。ときには一緒に発注者様の愚痴を言うくらいの器量が必要です。

楽な仕事はない!成果を自分の自信にしよう

ここまで様々な現場監督の辛い場面をご紹介いたしました。しかし、楽な仕事はないです。ストレスフリーな仕事は滅多にありません。

現場監督として、辛いことがあっても、仕事ができると自負のある方は、いちいち落ち込んでいません。様々な苦難を乗り越え、多くの成果を積み上げてきたという自分を肯定し、それを自信にしましょう。



※この記事はリバイバル記事です。

関連するキーワード


現場監督

関連する投稿


【現場監督がよく使う建設用語】ユンボとは?語源や必要な資格は?

【現場監督がよく使う建設用語】ユンボとは?語源や必要な資格は?

工事現場では、一般の人には伝わりにくい用語が使われることがありますが、「ユンボ」もそのひとつです。 「ユンボ」とは、「油圧ショベル」や「パワーショベル」など、土木工事で掘削用として使われる建設機械のことをいいます。 しかし、なぜ「ユンボ」と呼ばれているのか、その語源を知っている人は少ないのではないでしょうか? また、「ユンボ」は土木工事では欠かせませんが、誰にでも扱えるというものではなく、操作をするには資格が必要となります。 そこで本記事では、現場監督がよく使う建設用語である「ユンボ」について、その語源や必要となる資格などをご紹介したいと思います。


上棟式はしないといけないの?しない場合にやっておきたいこととは?

上棟式はしないといけないの?しない場合にやっておきたいこととは?

住宅の新築工事の期間中には、施主にとって多くのイベントがあります。 そのうち、とくに木造住宅では、上棟が重要な節目となり、なかには「上棟式」を行うケースがあります。 しかし、「上棟式」とはどのようなもので、また行う必要があるものなのでしょうか? そこで本記事では、新築住宅の「上棟式」はしないといけないのか、また住宅会社の立場として「上棟式」をしない場合にやっておきたいことなどについて、ご紹介したいと思います。


工事現場写真の撮り方・整理方法・カメラの選び方

工事現場写真の撮り方・整理方法・カメラの選び方

現場監督だけでなく、ときには営業も現場写真を撮ることがあります。現場写真は、工事現場の確認にとって一番重要です。たとえ目視で問題がないことを確認しても、それを他の人に証明しなければいけません。公共工事でも全ての工事には、写真撮影での記録の保持が求められます。しかし、写真の撮り方というものをしっかりと学ばずに、写真を撮ってしまっている方もいます。写真を撮ることが仕事となっている以上、写真の撮り方を学ぶことは必要で、実は注意しなければいけないポイントもあります。この記事では、現場写真の撮り方・整理方法・カメラの選び方までご紹介いたします。


現場監督の仕事のコツ|打ち合わせ記録

現場監督の仕事のコツ|打ち合わせ記録

現場監督は、毎日、様々な部署や取引先、職人、発注者などと打ち合わせを行います。その際に、お互いに何を確認したのか、決定事項は何かなどを共有する必要があります。電話やメールでやりとりを行っていたとしても、お互いの認識が異なっていることもよくありますし、時間が経てば忘れてしまうものです。相手も多くの連絡を行っており、情報がごちゃごちゃになってしまっていたなんていうこともあります。現場監督は、打ち合わせの記録を的確に行うことで、業務効率を上げ、予期せぬミスを防ぐこともできます。この記事では、実務に役立つ打ち合わせ記録の仕方をご紹介いたします。


現場監督は、資格を取っても勉強を怠らないこと

現場監督は、資格を取っても勉強を怠らないこと

現場監督は、施工管理技士の資格を取るために勉強をするのが一般的です。しかし、資格をとってからも建築知識の更新を行うために、勉強を怠らないことが大切です。資格を取ったからと言って、全ての知識が入っているわけではないことと、全ての現場で対応できる知識というのは、完璧には身に付いていないためです。そうは言っても、勉強することが苦になっては続かないので、適度に楽しみながら勉強してみましょう。


最新の投稿


隣地とのトラブルに注意!境界の問題

隣地とのトラブルに注意!境界の問題

注文住宅を建てようと、土地を決め、設計を行い、いざ着工し、完成を喜ぼうと思ったのも束の間、隣家の方から敷地についてのクレームが!ということも、実は稀にあります。施主さまが大変な思いをするだけでなく、施工会社としても、トラブルになってしまいます。このような事態を避けるために、隣地境界についてどのような点に注意していなければいけないのか把握しておきましょう。


設計事務所に頼むメリット、施工会社の選び方

設計事務所に頼むメリット、施工会社の選び方

ハウスメーカーや工務店ではなく、設計事務所という建築設計を専門に行う会社があります。お客様は、住宅を建てる会社としては、ハウスメーカー、工務店、設計事務所の大きく3つから選ぶのが主な選択肢になります。この記事では、設計事務所に頼む際のメリットや、施工会社を選ぶ方法についてご紹介いたします。また、これらを知ることで、住宅営業マンなどにとって、営業力を強化する知識にもなります。


【提案上手】土地編|お客様が安心して住宅を選ぶ方法

【提案上手】土地編|お客様が安心して住宅を選ぶ方法

お客様が注文住宅を建てる際には、まず土地の選定から入ります。どのような家を建てたいか、漠然としたイメージはあっても、土地がある程度決まらなければ、具体的な設計はできません。また、予算についても土地そのものの価格だけでなく、土地状況に応じた工事費を考慮しなければいけません。そして、安心して暮らすためには、安心できる土地が重要です。お客様が土地を安心して選ぶために、営業や設計者が適切に提案を行うことが必要です。この記事では、土地についての簡単な知識と、提案方法についてご紹介いたします。


給料が未払いになったらどうする?請求する方法は?

給料が未払いになったらどうする?請求する方法は?

勤務先で給料が未払いの状態になってしまった場合、誰もが不安になってしまうでしょう。 給料は労働に対する正当な報酬であり、未払いは明らかな法律違反となります。 しかし、未払いの状態が続くほど回収が困難となるうえ、未払い給料に対する請求権には時効があるため、できるだけ早く行動することが重要です。 そこで本記事では、万が一勤務先で給料が未払いになった場合、どのような方法で回収するとよいのかご紹介したいと思います。


【現場監督がよく使う建設用語】ユンボとは?語源や必要な資格は?

【現場監督がよく使う建設用語】ユンボとは?語源や必要な資格は?

工事現場では、一般の人には伝わりにくい用語が使われることがありますが、「ユンボ」もそのひとつです。 「ユンボ」とは、「油圧ショベル」や「パワーショベル」など、土木工事で掘削用として使われる建設機械のことをいいます。 しかし、なぜ「ユンボ」と呼ばれているのか、その語源を知っている人は少ないのではないでしょうか? また、「ユンボ」は土木工事では欠かせませんが、誰にでも扱えるというものではなく、操作をするには資格が必要となります。 そこで本記事では、現場監督がよく使う建設用語である「ユンボ」について、その語源や必要となる資格などをご紹介したいと思います。


最近話題のキーワード

ハウジングインダストリーで話題のキーワード


住宅 利益 新築工事 現場監督 施工管理 職人 営業 建築 資格