高歩合給を求めるなら、商材を変えて住宅営業へ転職
商品単価が安く、売上歩合も少ない商材を扱う営業マンにとって、高単価の住宅営業は歩合面で魅力的な業界の一つです。例えば1つ1000円の商品を100個売っても10万円、歩合は1万円という商材があったとします。これが月に100個しか売れなければ、ほとんど歩合は望めません。
せっかく同じ営業で、新規開拓も同じように行わなければならないのであれば、住宅1軒売る方が、歩合も良いですよね。もちろん商品単価が違うため見込みも少なくなる可能性はありますが、1ヶ月同じ営業量をこなすのであれば、高歩合の方がより魅力的でやる気も出るはずです。
しかしこれは同じようにお客様がすぐに見つかり、低単価の商品と同じように売れればの話です。実際はこのように上手く売れることがないのがほとんどでしょう。そこで、住宅営業に転職する際、逃げにならず、かつ上手くいく見込みのあるような営業の考え方とはどのようなものでしょうか。
■逃げにならない成功するポイント①
今回のケースでは、お客様が付いているけれども成果報酬が少ないといった転職動機です。このような動機から転職を失敗する方の特徴は、お客様の付き方です。
<転職に失敗する営業マンの特徴>
・お客様が自分で開拓したのではなく、会社の付き合いの寄与が大きい(自分も長く担当とついていることで、自分が好かれているからと勘違いしてしまっている)
・値引きをクロージングで多用してしまっている(自分で安いものしか売れなくなっている)
・量を回っていない(新しい環境で量をこなすことができなくなっている)
<転職に成功する営業マンの特徴>
・新規開拓のお客様に好かれている(自分で作ったお客様がいるかは営業能力に大きな違いがあります)
・値引きをしない(商品の価値、お客様のニーズを上手く結びつけることができる)
・量を回ることができる(1ヶ月にたった3日間だけでも新規開拓の量を確保するようにしている)
自分の営業能力を過信していると、商材を変えれば結果が飛躍的に良くなることはありません。売れるには理由があります。住宅営業へ転職し成功するために、今の営業を見直し、どの業界でも通じる営業力を身につけておきましょう。
お客様が法人、仲介でやる気が出ない。個人相手の住宅営業へ転職
営業は自分で仕事をとってくる必要があるため、メンタル面でのやる気は非常に重要です。住宅営業に転職する方は、顔が見えない営業にやりがいを感じられず、その環境を変えるためにという動機を持った方も多いです。個人相手の営業の中でも、住宅という商材は、人生で一番大きな買い物と言われています。お客様のご家族に寄り添い、満足のいく住宅を販売できることは営業マンにとって非常に嬉しいことです。家族全員に喜びを与えることができるのは住宅販売でないとなかなか経験できないことかもしれません。
■逃げにならない成功するポイント②
法人営業から個人営業で一番変わることは、量が全く違います。法人の場合、1日に5,6件も回れば多いという営業マンも多いのではないでしょうか。法人ではまず商談相手にたどり着くまでに時間がかかったり、営業の仕方がガラリと変わります。一方個人営業は、商談相手にすぐ会えます。1日に100件以上アプローチをすることもあります。つまり、断られる回数が増えます。法人はアプローチ件数も、商談回数も少ないですが、個人は100件当たって100件断られることもザラです。
<転職に失敗する営業マンの特徴>
・断り文句、優しい言葉に過度に一喜一憂してしまう
・営業リストに頼り過ぎている
<転職に成功する営業マンの特徴>
・断られても再度アプローチできる
・営業リストを自分で大量に作ることができる
一度断られたお客様にアプローチをしない営業マンは多いです。しかし、住宅営業は1000件アプローチして1件取れれば良いということもあります。断られた法人にまた営業をしてみるということをして練習してみましょう。
会社の雰囲気が悪く成果が出せない。環境を変えるため転職
上司と合わず、メンタル面でも落ち込んでしまい、仕事にも営業が出てしまい、環境を変えるため転職をすることはよくあります。しかし、現在結果がついていないのに、新しい環境を変えて上手くいくという自信もないため、なかなか勇気が出ないということも多いはずです。
■逃げにならない成功するポイント③
<転職に失敗する営業マンの特徴>
・お客様に嫌われている
・現在の商材について勉強していない
<転職に成功する営業マンの特徴>
・お客様には好かれている
・商品知識を蓄えている
いくら会社の雰囲気が悪くても、お客様には関係ないことです。自分の能力に向き合いお客様に好かれる努力は惜しまないようにしましょう。また、環境が悪ければ勉強意欲も無くなりますが、そこを耐えて次の環境で活かせる準備をしておきましょう。
※この記事はリバイバル記事です。