新人現場監督が取り組むべき仕事【5選】

新人現場監督が取り組むべき仕事【5選】

現場監督の仕事は未経験でも始められますが、新人の段階でどのようなことをすればよいのか不安に感じている人も多いのではないでしょうか? 実際のところ、新人にとってはわからないことばかりであり、仕事を覚えることで精いっぱいといった部分もあるでしょう。 とはいえ、1日も早く戦力として活躍するには、効率よく仕事内容を理解していかなくてはなりません。 そこで本記事では、新人現場監督が効率よく仕事を理解するうえで取り組むべきことについて、とくに重要な5つをご紹介したいと思います。


現場監督の仕事は未経験でも始められますが、新人の段階でどのようなことをすればよいのか不安に感じている人も多いのではないでしょうか?
実際のところ、新人にとってはわからないことばかりであり、仕事を覚えることで精いっぱいといった部分もあるでしょう。

とはいえ、1日も早く戦力として活躍するには、効率よく仕事内容を理解していかなくてはなりません。
そこで本記事では、新人現場監督が効率よく仕事を理解するうえで取り組むべきことについて、とくに重要な5つをご紹介したいと思います。

新人現場監督が取り組むべき仕事【5選】

現場監督が、新人の段階で取り組むべき仕事とは以下の5つです。

  • 職人とコミュニケーションをとる
  • 現場の美化
  • 施工写真の撮影と管理
  • 工程表の読解
  • 図面の読解

職人とコミュニケーションをとる

まずは現場の職人としっかりコミュニケーションをとることが重要です。
現場の仕事をうまく進めるうえで、最大のカギとなるのは職人の存在といっても過言ではありません。

また、施工に関することで最も多くの知識を有しているのは職人です。
新人という立場を利用し、疑問点があればどんどん質問してできるだけ多くのことを吸収しましょう。

とくに、現場作業を手伝ったり、あるいは作業場を掃除したりすると、非常に喜ばれることは間違いありません。
しっかりとコミュニケーションをとり、一人前の現場監督となって困ったときには助けてもらえるような関係づくりをしておきましょう。

現場の美化

現場をきれいに保つ、いわゆる「現場美化」は、現場監督の仕事として基本中の基本です。
きれいな現場は、どこになにがあるのかすぐにわかるため、仕事の効率を高めます。

そして、足元には障害物が少なくなることから、つまずきや転倒などの事故防止となり、安全面でも効果を発揮します。
またなんといっても、施主が見学に訪れたときの印象がアップし満足度が高まるのです。

具体的な美化活動は、トイレ掃除や敷地内のゴミ拾い、建物内の整理整頓など、やることはいくらでもあります。
現場の美化に関することは、新人現場監督でもリーダーシップを発揮できる仕事であるため、ぜひ率先して行動しましょう。

施工写真の撮影と管理

工事期間中は、多くの施工写真を撮らなくてはなりません。
というのも、設計図面通りに施工されているか、そして法律が守られているかなど、写真を撮っておくことで証明となるためです。

住宅の現場監督は一度に複数の現場を担当することから、新人現場監督に写真撮影を依頼することは多くなります。

写真撮影は、ポイントを押さえれば簡単にできることですが、学びにもなる仕事でもあります。
なぜなら、多くの写真を撮影することで、細かな納まりや、節目となる重要な工事について理解できるようになるためです。

また、報告書などにも添付することもあるなど、書類作成の方法を知る機会にもなります。
ただ撮影するのではなく、管理も含め、あらゆる学びに生かしましょう。

工程表の読解

現場監督は、工程表を根拠として行動しなくてはなりません。
ひとつの住宅新築工事には、いくつもの業者がそれぞれの専門工事を行っています。
そして、現場に携わるすべての人は、決められた工程表に従って行動します。

もし工事途中に工程が遅れると、その後工程にも影響が及ぶため、工程表通りに進められるよう指示や調整をすることが現場監督として重要な業務となるのです。
しかし、各業者に対し工程表通りに行動してもらうには、現場監督が工事内容や前後の取り合いを理解しておかないと指示も調整もできません。

よって、工程表と実際の工事がつながるよう理解しておくことが重要になります。
工程表を見て「現在○○の工程なら次は○○の工程になるから、○○の業者に連絡しておこう」など、行動に移せるようになりましょう。

図面の読解

現場監督は、設計図面や仕様書などを理解し、忠実に工事へ反映させなければなりません。
使用されている材料や設備は正確か、また寸法や設置位置に間違いはないかなど、常に図面と照合しながら工事を進めていく必要があります。

そして、図面との相違がある場合には速やかに是正を求め、それが確実に正されていることを確認して次の工程へと移行しなくてはなりません。

また、建築士が設計した図面でも、実際に施工してみると間違いや矛盾点が少なからず存在します。
一方、これら間違いや矛盾点は、施工前に図面を細かくチェックすることで、その多くを発見できます。
そうすることで時間やコストのロスを防げるようになるのです。

図面が正しく読み取れるようになることは、品質の確保や工程をスムーズに進めるうえで必須となります。
新人現場監督は、できるだけ早く図面を読解できるようになり、完成をイメージできるようになりましょう。

まとめ

新人監督は、わからないことばかりで不安が多いかもしれません。
しかし、なんでも質問できるという点は新人の特権といえます。
周囲の人との信頼関係を構築すること、そしてより多くの工事知識を得ることが重要なテーマとなるでしょう。



※この記事はリバイバル記事です。

関連するキーワード


転職 現場監督 施工管理

関連する投稿


【建設業のパワハラ】転職先でパワハラを受けたらどうする?

【建設業のパワハラ】転職先でパワハラを受けたらどうする?

職場で起こる「パワハラ」は、社会問題として認識されるようになりましたが、実際に被害者となった場合、どうすればよいのか戸惑う人も多いのではないでしょうか? とくに転職先で被害を受けることがあると、不安はさらに大きくなるでしょう。 「パワハラ」は深刻な問題として対策が急務となっており、法整備とともに企業の取り組みも進んでいます。 そこで今回は、そもそも「パワハラ」とはどのような行為をいうのか、また職場で「パワハラ」を受けた場合、どのように対応すればよいのか解説したいと思います。


現場監督に転職する前に身に付けておきたいスキル3選

現場監督に転職する前に身に付けておきたいスキル3選

現場監督に転職する際に、どのようなスキルが必要でしょうか?現場監督という仕事は、現場仕事の職人としての経験が必要なわけではありません。いきなり現場を知らずに現場監督になることに不安になる方もいらっしゃるかもしれません。現場監督に必要とされるスキルから、どのように実務に活かされているかについてご紹介いたします。


【施工管理なら知っておきたい】工事現場で労災事故が起こったらどうする?

【施工管理なら知っておきたい】工事現場で労災事故が起こったらどうする?

施工管理の仕事は多岐にわたりますが、なかでも優先して取り組む必要があるのは安全管理といえます。 万が一、担当する現場で労災事故が起こった場合、対応に多くの時間を取られてその他の業務を圧迫することはいうまでもありません。 では、実際に担当現場で労災事故が起こったとき、施工管理はどのような行動をとるべきでしょうか? そこで本記事では、労災事故が起こったときに施工管理がどう対応するとよいのか、その内容について解説したいと思います。


左官職人とはどんな仕事?必要な資格とは?

左官職人とはどんな仕事?必要な資格とは?

住宅建築は、実際に施工を行う職人の技術が必要です。 そして職人の技術は、経験の蓄積によって培ったものであり、簡単に手に入れられるものではありません。 なかでも「左官」の技術は習得が難しいとされており、そしてその伝統的な技術は古くから脈々と受け継がれてきたものでもあります。 では、住宅建築における「左官職人」は、どのような仕事なのでしょうか? また「左官職人」として仕事をするうえで必要な資格はあるのでしょうか? そこで本記事では、「左官職人」とは具体的にどのような仕事内容なのか、資格は必要なのかなど解説したいと思います。


施工管理が注意しておきたい住宅建築の結露対策

施工管理が注意しておきたい住宅建築の結露対策

住宅にとってリスクとなることのひとつに「結露」があります。 「結露」は、カビやダニなどが発生する原因となる他、重要な構造を傷めて建物寿命を縮めてしまう可能性もあるため、十分な注意が必要な現象です。 また「結露」対策として重要なことといえば、建物の断熱性能を高めることが挙げられます。 しかし断熱性能は、施工精度にも大きく影響を受けるため、施工管理は適切な施工が行われていることをチェックすることが重要です。 そこで、本記事では、住宅のリスクである「結露」の正体と、「結露」対策として施工管理が注意しておきたい施工ポイントについて解説したいと思います。


最新の投稿


【建設業のパワハラ】転職先でパワハラを受けたらどうする?

【建設業のパワハラ】転職先でパワハラを受けたらどうする?

職場で起こる「パワハラ」は、社会問題として認識されるようになりましたが、実際に被害者となった場合、どうすればよいのか戸惑う人も多いのではないでしょうか? とくに転職先で被害を受けることがあると、不安はさらに大きくなるでしょう。 「パワハラ」は深刻な問題として対策が急務となっており、法整備とともに企業の取り組みも進んでいます。 そこで今回は、そもそも「パワハラ」とはどのような行為をいうのか、また職場で「パワハラ」を受けた場合、どのように対応すればよいのか解説したいと思います。


木造建築の継手と仕口|木組みが注目されている!

木造建築の継手と仕口|木組みが注目されている!

日本の木造建築では、法隆寺に代表されるように、金物を使用しなくても、木材をうまく組むことで非常に高強度の構造を維持することができる技術があります。これを継手、仕口などと言います。現在の木造建築の住宅分野では、ほとんどがプレカットの木材を使用しており、そこでも簡単な継手や仕口は利用されています。複雑なものは、伝統的な木造建築にのみ利用されています。しかし近年では、その強度や洗練された技術に対し、伝統的な複雑な継手や仕口などがまた注目されてきています。


大工は木材を加工しない!?プレカットと手刻み

大工は木材を加工しない!?プレカットと手刻み

建築現場を1から全てを見たことがない方にとって、大工は、木を加工して住宅をうまく組み立てていると考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?一昔前までは、大工が木材を加工し、いわゆる職人作業を行なっていました。しかし、現在は大工は組み立てるだけで、木材を加工するということはほとんどありません。カンナも使いません。現代の建築手法として主流となっている、プレカットの木材や、手作業での木材加工はどのような場面で行われているかご紹介いたします。


木材の品質を示す「JAS規格」

木材の品質を示す「JAS規格」

住宅の構造材には、JAS規格に適合した木材が使用されています。住宅が建設されてからはみることがほとんどありませんが、住宅関係で働いている方は、知っておいた方がお客様にいざというときに説明できます。安心安全の住宅を建てるために、お客様も木材についても安心したものが使われているのか知りたいので、営業担当などがしっかりと説明できることが求められます。JAS材について、簡単にわかりやすくご紹介いたします。


住宅に使われている木材って何?無垢材・集成材とは

住宅に使われている木材って何?無垢材・集成材とは

日本家屋は、木造住宅が多く、木の温もりを感じられる住みやすい住宅になるという印象があるのではないでしょうか。木材というものは、非常に奥深く、木の種類や使う場所によって加工方法や接合方法も違う場合もあり、建築技術は非常に発達しています。そこで、無垢材という言葉を聞くこともあるかもしれません。高級な木材という印象があるのではないでしょうか。また、集成材という言葉もDIYが流行ってきたことで一般的になってきました。これらの木材は、どのようなものか、簡単にわかりやすく、実際に住宅に使われているものはどのようなものなのかについてご紹介いたします。


最近話題のキーワード

ハウジングインダストリーで話題のキーワード


新築工事 現場監督 施工管理 住宅 営業 利益 知識 職人 転職 新築住宅