住宅業界の仕事は大変!効率よく業務をミスなくこなす方法

住宅業界の仕事は大変!効率よく業務をミスなくこなす方法

 住宅業界の仕事は、専門知識が無いと難しいというより、実はその仕事の煩雑さが難しくさせています。専門用語などは仕事をしていればそこまで苦にならずに覚えることができますが、連絡事項が非常に多く大変だと感じている方も多いのではないでしょうか。これから転職を考えている方も、事前に知っておけば少しでも仕事が楽にこなせるようになるかと思います。


住宅業界の煩雑な仕事

 住宅業界は関わる人が非常に多いです。イメージでは、営業、施工管理、職人、設計、などの関わりで、営業は施工管理と設計だけ、施工管理は設計と職人だけの連絡で済むと思っている方も多いかと思います。しかし実は違います。営業は、設計、施工管理、職人(職人といっても、大工・土木屋・電気屋・設備屋と多くの人)と関わりますし、施工管理も営業、職人、設計と関わります。しかもそれぞれの部署の人間がお客様と関わりますので、同時に多くの人が様々な連絡網を持って仕事が発生します。

 これだけ煩雑な仕事は珍しいのではないでしょうか。例えば製品開発の仕事であっても、順序通りに部署を通過して仕事は進むことが多いと思います。しかし、住宅業界の場合、設計・契約の段階では同様に順序通りに仕事が進みますが、施工開始してからはまた設計や営業も関わる必要が出てくるため、同時に多くの人が関わることになります。

新人は専門用語にも苦しむ

 仕事が煩雑な上に専門用語も飛び交います。このせいで仕事の煩雑さは10倍になります。しかし、専門用語は理解が難しいものというわけではなく、単純に固有名詞のことが多いです。そのため一度聞いてしまえば簡単です。

 つまり、わからない単語が出てきたときには、すぐに聞いて解決しましょう。その上で仕事を進める上で大事な工程はなんなのか。それを理解し、煩雑に見える仕事を一つ一つクリアしていくことがコツになります。

タスクの再確認(相互でタスク共有)

 タスクは会話の中から生じます。必ず会話の最後にタスクを確認しましょう。そして相手とタスク内容の共有をすることがミスを防ぐことになります。多くの人が関わり、タスクも増えていく中で、タスクがあったことを忘れる、そもそもの内容に間違いがあるなどがよく起きます。そしてやっかいなのが、相手も多くのタスクを抱えており、どんなタスクだったのかを間違えて把握している場合もあります。そのため必ず相手とタスクの共有をしましょう。

タスク共有の方法

・タスクを聞き返して確認をすること
一番アナログなものとしては、まずこれが一番の基本でどのような相手にも行うようにしましょう。

・ラインなどのメッセージを残す
ラインであればトークに残し、ノートに残しておくのも良い方法です。使用するものはなんでも良いので、必ず文字で残しておくようにしましょう。

・連絡アプリを使用していればそちらに残す
chatwork、slack、line、様々なアプリを使用して連絡を取っているかと思います。これらのタスク機能などを用いるのも良いです。

タスクの共有すらも実は煩雑

 タスク共有は社会人として当たり前で、すごく簡単なこととと思う方も多いかもしれません。しかしこれも実は難しいのです。なぜなら社内の人間だけならまだしも、お客様、職人は連絡手段が全て異なっている場合もあるためです。line、slack、chatwork、手書きのメモ帳、全てを使用してタスクを管理すると考えたとき、その煩雑さが理解できるかと思います。

連絡手段優先順位:電話→メッセージ→直接

 タスクが発生した時に連絡する際は、まずその場ですぐに行うことです。10個もタスクがあれば、管理できていないと必ず1つ忘れるか、期限を過ぎてしまいます。連絡を即時に行う方法の優先順位は、まず電話です。電話に出ない場合、メッセージを残します。そして、それでも相手から連絡が来ない場合直接会って連絡をしましょう。

<ポイント>相手から連絡待ちの状態にする

 連絡事項のタスクをこなす際、必ず自分からアクションを起こし、相手から連絡が来ていないという状況にしましょう。このようにすることで、自分が忘れていても、相手から何かしらの連絡がきます。そのときにタスクを思い出せば良いのです。自分からアクションを起こしていて、相手から連絡がなかった場合、相手の責任になりますので、自分の精神的負担も少なくなります。もちろん相手の責任になったところで仕事はうまくいっていないのでアウトですが、精神的負担が少なくなることで、タスクを忘れるという事態が起きにくくなります。



※この記事はリバイバル記事です。

関連するキーワード


住宅 ミス

関連する投稿


住宅設計|外構計画の基本

住宅設計|外構計画の基本

住宅を設計する上で、外構も重要な要素です。設計では後回しになってしまいがちですが、先に予算やある程度の要望を聞いておかないと、コストや設計の問題で外構がおざなりになってしまいます。外構計画を行う上で、どのようなポイントがあるのかなどについてご紹介いたします。外構は、デザイン性や快適さだけでなく、防犯上も意味のあるものなので、各要素を反映したものにしていきましょう。


【営業が変わる!4ステップ】お客様が住宅契約を決める理由

【営業が変わる!4ステップ】お客様が住宅契約を決める理由

営業にとって、お客様の住宅契約を決める理由がわかれば苦労することはありません。しかし、お客様が契約する理由を見つけることは不可能です。なぜなら、お客様も「これがあったら契約する」というものを明確に決めている方はいないからです。これを勘違いしている営業もいるのではないでしょうか?そのため、お客様が住宅契約を決める理由をヒアリングすることが、営業の仕事だと思い込んでしまっている方もいらっしゃいます。この記事では、営業の考え方がガラッと変わるかも知れない、お客様が住宅契約を決める理由をご紹介いたします。


【難しくない!】1つだけ守れば良い。現場監督のコミュニケーション

【難しくない!】1つだけ守れば良い。現場監督のコミュニケーション

現場監督は、よくコミュニケーション能力が必要で、発注者(もしくは施工会社)とお客様、職人と板挟みになってしまう、と聞きます。現場監督は、工事現場の一種の連絡ツールです。そのため、この連絡ツールとなっている現場監督がうまくコミュニケーションを取れないと、予期せぬトラブルに発展することもあります。しかし、いわゆる「話がうまい」「誰とでも仲良くなれる」といったようなコミュニケーションスキルは必ずしも必要ではありません。この記事では、1つだけ守れば、現場監督としてのコミュニケーションが上手くいく方法をご紹介いたします。


働き方改革!施工管理者の残業を減らそう

働き方改革!施工管理者の残業を減らそう

働き方改革が進んでいますが、施工管理の慢性的な長時間労働は、まだ改善の余地があります。会社によっては、全く変わらない状況のところもあります。長時間労働は、労働者を疲弊させるだけでなく、業界としても人手をすり減らしていくことは、長期的にデメリットしかありません。ではなぜ、施工管理は残業時間が多くなってしまうのでしょうか?業務を効率化させる方法は、何か、なぜ浸透していないのかについてご紹介いたします。


外構の基本|種類・役割や注意点

外構の基本|種類・役割や注意点

戸建て住宅において、施主様が気にしていないことも多い外構ですが、住宅環境を考える上では非常に重要な要素です。外構について工務店などの施工会社が、その予算や、必要性について認識していなければ、お客様が住んでから困ってしまいます。この記事では、外構の基本的な知識から、その役割、特に注意しなければならない境界などについてご紹介いたします。外構工事だけでも数百万円とかかることもあるため、設計時には最初に伝えておくべきことでもあります。


最新の投稿


住宅設計|外構計画の基本

住宅設計|外構計画の基本

住宅を設計する上で、外構も重要な要素です。設計では後回しになってしまいがちですが、先に予算やある程度の要望を聞いておかないと、コストや設計の問題で外構がおざなりになってしまいます。外構計画を行う上で、どのようなポイントがあるのかなどについてご紹介いたします。外構は、デザイン性や快適さだけでなく、防犯上も意味のあるものなので、各要素を反映したものにしていきましょう。


隣地とのトラブルに注意!境界の問題

隣地とのトラブルに注意!境界の問題

注文住宅を建てようと、土地を決め、設計を行い、いざ着工し、完成を喜ぼうと思ったのも束の間、隣家の方から敷地についてのクレームが!ということも、実は稀にあります。施主さまが大変な思いをするだけでなく、施工会社としても、トラブルになってしまいます。このような事態を避けるために、隣地境界についてどのような点に注意していなければいけないのか把握しておきましょう。


設計事務所に頼むメリット、施工会社の選び方

設計事務所に頼むメリット、施工会社の選び方

ハウスメーカーや工務店ではなく、設計事務所という建築設計を専門に行う会社があります。お客様は、住宅を建てる会社としては、ハウスメーカー、工務店、設計事務所の大きく3つから選ぶのが主な選択肢になります。この記事では、設計事務所に頼む際のメリットや、施工会社を選ぶ方法についてご紹介いたします。また、これらを知ることで、住宅営業マンなどにとって、営業力を強化する知識にもなります。


【提案上手】土地編|お客様が安心して住宅を選ぶ方法

【提案上手】土地編|お客様が安心して住宅を選ぶ方法

お客様が注文住宅を建てる際には、まず土地の選定から入ります。どのような家を建てたいか、漠然としたイメージはあっても、土地がある程度決まらなければ、具体的な設計はできません。また、予算についても土地そのものの価格だけでなく、土地状況に応じた工事費を考慮しなければいけません。そして、安心して暮らすためには、安心できる土地が重要です。お客様が土地を安心して選ぶために、営業や設計者が適切に提案を行うことが必要です。この記事では、土地についての簡単な知識と、提案方法についてご紹介いたします。


給料が未払いになったらどうする?請求する方法は?

給料が未払いになったらどうする?請求する方法は?

勤務先で給料が未払いの状態になってしまった場合、誰もが不安になってしまうでしょう。 給料は労働に対する正当な報酬であり、未払いは明らかな法律違反となります。 しかし、未払いの状態が続くほど回収が困難となるうえ、未払い給料に対する請求権には時効があるため、できるだけ早く行動することが重要です。 そこで本記事では、万が一勤務先で給料が未払いになった場合、どのような方法で回収するとよいのかご紹介したいと思います。


最近話題のキーワード

ハウジングインダストリーで話題のキーワード


住宅 利益 新築工事 現場監督 施工管理 職人 営業 建築 資格