【住宅業界の現実】住宅営業って稼げる?

【住宅業界の現実】住宅営業って稼げる?

「住宅会社の営業って本当に稼げるの?」、気になる方いますよね? 住宅業界に営業職で飛び込む人の大半は「この世界で稼ぎたい」と考えて入社を決意すると思います。・・・


住宅会社の営業って本当に稼げるの?

「住宅会社の営業って本当に稼げるの?」、気になる方いますよね?
住宅業界に営業職で飛び込む人の大半は「この世界で稼ぎたい」と考えて入社を決意すると思います。

住宅業界の求人情報を見ても営業職においてはほとんどの会社が稼げることを一番に掲げて求人広告をしています。
結論から言うと、住宅営業は成功すればめちゃくちゃ稼げます。

実際、住宅業界の営業は他の業界と比べてトップ層の年収は高く、数千万円を超えるような営業マンもいます。
かなり夢がある話ですよね。

ただ住宅営業の場合、稼げている営業はごく一部に限られ、その下に稼げていない営業がたくさん存在します。
トップオブトップと呼ばれる最上位層に関して会社にもよりますが、上位5%位をイメージしておくと良いでしょう。

せっかく入社しても稼げないで終わったのではただの社会勉強になってしまいます。
勇気を持って実力主義の世界に飛び込んだのにそれって悔しいですよね。
ここからは住宅営業で稼ぐにはどうしたら良いかについて解説します。

住宅営業で稼ぐにはやり方ではなくマインドが大事

「結局気持ちかよ!」と思った方、マインドとは言いましたが、ここでは「とにかく頑張って売りなさい!」と言うような超精神論を振りかざすつもりはありません。

ここで言うマインドとは、営業マンとしてのスタンスのことを言います。
今ではYouTube動画などで様々な人が各々の営業手法を話していますが、正直な話、営業のやり方って教えてもらってもその人自信にはなれませんよね。
営業で成功している人のやり方と言うものは、そのやり方をその人がやっているから成功している場合がほとんどです。

要はやり方と言うのは人によって変えていかなければいけない、自分のやり方は自分のキャラや声、話し方等の様々な要素を自分で客観的に分析して正解を見つけていかなくてはいけません。
ただ、営業としてのマインドだけは成功している人は共通して同じマインドを持っています。

営業マインドと言うのは持てばいいだけです。
すぐに真似出来るものですので、是非参考にしてください。

営業マインド①:顧客と営業マンの関係は対等だと考える。

これは顧客に対して失礼な態度を取って良いとか、感謝しなくていいと言う意味ではありません。
あくまでお金を持っている側が偉いとか、お客様なので言うことは100%言うことを聞かなくてはいけない等、顧客有利な考え方は捨てた方が良いと言うことです。

一般的に勘違いしている人が多いですが、高額商品の営業ほどこのスタンスはとても大切です。
だって考えてみてください。
数千万円以上の商品を購入するのに、
「お客様、大変恐縮なのですが、この商品をご購入して頂くわけにはいきませんでしょうか。」

こんな営業から買いますか?
少し極端ですが、絶対に買わないですよね?

住宅のような高額商品だからこそ、自分の営業力と商品に100%自信を持って顧客に接することが大切になります。

営業マインド②:買った方が良いではなく、買わなきゃ損のスタンス。

売れる営業マンの商談の共通点は買った時のメリットより買わなかった時のデメリットをより訴求する傾向があることです。
営業手法で言うと、買わない理由を一つ一つ潰していくというやり方です。

人類全般かどうかは分かりませんが、少なくとも日本人においては、損得を考えるときに損に敏感な傾向があります。
また、得の部分ばかりを訴求されて購入すると買わされた気分になります。

これは住宅営業で言うと契約後のキャンセルになり易い心理状況なので、危険です。
「買った方が良いではなく、買わなきゃ損のスタンス」、これは絶対に持っておいてください。

営業マインド③:買う前提で商談に臨む。

ある意味、上の二つをまとめたような話になりますが、住宅を売る際は、「買うか、買わないか」と言う選択ではなく、買う前提で商談に挑みましょう。
商談をする際は、もう買う一択です。

顧客に対して「買いますか?買いませんか?」ではなく、「買いますよね」と言うスタンスで商談することで、顧客側も「これだけ言うのだから絶対に良い物件」、「絶対にお買い得に違いない」と言う前向きな心理になり、ネガティブな心理がなくなります。

住宅のような高額商品を売るときにおいて、このネガティブな心理をなくすことはとても大切です。
ネガティブな心理状況だと、自分の決断が重いものに感じてしまい、購入が怖くなってしまいます。

まとめ

今回は「住宅営業が稼げるのか?」と言うテーマで解説しましたが如何でしたでしょうか。
まず、住宅営業は、売れればとても稼ぐことが出来ると言うこと、また稼ぐためには営業手法と言うよりはまずはマインドが大切であると言うことをご理解頂けたと思います。

住宅業界の営業で活躍したい方、すでに住宅営業をしているがなかなか活躍できない方は是非ご覧になって参考にしてください。




※この記事はリバイバル記事です。

関連するキーワード


住宅

関連する投稿


【忘れっぽい人必見】住宅の現場監督はメモを仕事にしろ

【忘れっぽい人必見】住宅の現場監督はメモを仕事にしろ

現場監督をしていて、新人は特に忘れっぽい人がいます。このような方は、意外に多いです。仕事ができない人というわけではなく、現場監督になるとそのようなことが起こります。理由は、住宅の現場監督は、タスクが以上な量になってしまうからです。細かい伝達内容などが発生し、それをその場で対処したり、数時間後に対処したり、場合によっては別日に対応するなど、非常に複雑になります。1つ1つのタスクは非常に簡単ですが、10個など多くなってくると、全てを覚えておくことは不可能に近いです。この記事では、住宅現場監督が、タスクに埋もれずに、効率的に業務を遂行できる方法としてメモをご紹介いたします。


住宅設計士は、技術を学んで、そして盗め!

住宅設計士は、技術を学んで、そして盗め!

住宅設計士は、建築士の資格を持っていることがほとんどです。しかし、資格を持っていれば完璧にデザインからディテールにこだわった施工まで、問題ない設計ができるかというとそうではありません。住宅設計士として、学ぶべきことは多く、自分1人で仕事を完結できるようになることはなかなか一筋縄ではいきません。技術を学び、盗むことが住宅設計士として一人前になるために必要なことです。この記事では、住宅設計士が何を学び、技術をどのように身につけていけば良いかご紹介いたいします。


住宅設計士の仕事術|電話・メールの使い分け

住宅設計士の仕事術|電話・メールの使い分け

住宅設計士は、デザインをする上で、メールに設計図や写真を添付したり、細かい内容は電話をしたりとどちらも使う必要が出てきます。メールだけであれば簡単ですが、電話もしなければいけない状況が多くあります。それらについてどのような情報はメールで、何を電話にしなければいけないのか、判断がつきづらい事項も出てきます。この記事では、仕事をスムーズに進めるためにどのようにすべきかお勧めの方法をご紹介いたします。


住宅設計士の報連相|なぜか上司に伝わらない

住宅設計士の報連相|なぜか上司に伝わらない

住宅設計士として新米の頃、報連相がうまくできていないと注意されたことがある方がほとんどではないでしょうか?住宅設計士にかかわらず、社会人として求められるスキルですが、実は報連相というものは難しいです。業務の全体の流れを把握し、どこが仕事の重要ポイントで、どこをミスしてはいけないのか、どこを確認すれば効率的なのか。これらについて、新人の頃は何も分からないため、ほとんど仕事になりません。この記事では、そんな新人住宅設計士がどのように報連相を行えば良いかを簡単にご説明いたします。


住宅営業の仕方でトラブルに!?クロージングを急ぎすぎてはいけない

住宅営業の仕方でトラブルに!?クロージングを急ぎすぎてはいけない

営業は月末になると、その月の売上をなんとしてでも作ろうとします。どの営業でもそうですが、この際にお客様にメリットになるクロージングトークをしかけます。しかし、このとき営業が急すぎ、後々の工事になった時にトラブルになってしまった経験をしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?この記事では、工事請負契約書を交わす際に注意しなければならない点についてご紹介いたします。


最新の投稿


【忘れっぽい人必見】住宅の現場監督はメモを仕事にしろ

【忘れっぽい人必見】住宅の現場監督はメモを仕事にしろ

現場監督をしていて、新人は特に忘れっぽい人がいます。このような方は、意外に多いです。仕事ができない人というわけではなく、現場監督になるとそのようなことが起こります。理由は、住宅の現場監督は、タスクが以上な量になってしまうからです。細かい伝達内容などが発生し、それをその場で対処したり、数時間後に対処したり、場合によっては別日に対応するなど、非常に複雑になります。1つ1つのタスクは非常に簡単ですが、10個など多くなってくると、全てを覚えておくことは不可能に近いです。この記事では、住宅現場監督が、タスクに埋もれずに、効率的に業務を遂行できる方法としてメモをご紹介いたします。


住宅設計士は、技術を学んで、そして盗め!

住宅設計士は、技術を学んで、そして盗め!

住宅設計士は、建築士の資格を持っていることがほとんどです。しかし、資格を持っていれば完璧にデザインからディテールにこだわった施工まで、問題ない設計ができるかというとそうではありません。住宅設計士として、学ぶべきことは多く、自分1人で仕事を完結できるようになることはなかなか一筋縄ではいきません。技術を学び、盗むことが住宅設計士として一人前になるために必要なことです。この記事では、住宅設計士が何を学び、技術をどのように身につけていけば良いかご紹介いたいします。


住宅設計士の仕事術|電話・メールの使い分け

住宅設計士の仕事術|電話・メールの使い分け

住宅設計士は、デザインをする上で、メールに設計図や写真を添付したり、細かい内容は電話をしたりとどちらも使う必要が出てきます。メールだけであれば簡単ですが、電話もしなければいけない状況が多くあります。それらについてどのような情報はメールで、何を電話にしなければいけないのか、判断がつきづらい事項も出てきます。この記事では、仕事をスムーズに進めるためにどのようにすべきかお勧めの方法をご紹介いたします。


住宅設計士の報連相|なぜか上司に伝わらない

住宅設計士の報連相|なぜか上司に伝わらない

住宅設計士として新米の頃、報連相がうまくできていないと注意されたことがある方がほとんどではないでしょうか?住宅設計士にかかわらず、社会人として求められるスキルですが、実は報連相というものは難しいです。業務の全体の流れを把握し、どこが仕事の重要ポイントで、どこをミスしてはいけないのか、どこを確認すれば効率的なのか。これらについて、新人の頃は何も分からないため、ほとんど仕事になりません。この記事では、そんな新人住宅設計士がどのように報連相を行えば良いかを簡単にご説明いたします。


【働き方指南】新人住宅設計士は独立を目指して働こう!

【働き方指南】新人住宅設計士は独立を目指して働こう!

新人住宅設計士は、全く設計の仕事ができないと言っても過言ではありません。設計自体は先輩社員が基本的には行い、新人はそれの補佐から始まります。もっと設計に関わりたい!もっと案を出したい!と思っても、ほとんどできない状況が続くでしょう。小規模の設計事務所では、新人は電話対応やお客様対応などに時間を割かなければなりません。そこで、違う会社に転職しようとしたり、先輩の文句を言う前に、まずは自分が独立したときに困らない知識や経験を最低限つけてみましょう!


最近話題のキーワード

ハウジングインダストリーで話題のキーワード


新築工事 現場監督 施工管理 住宅 利益 営業 職人 台風 現場監理 働き方改革 資格