住宅営業を辞めたいと思った理由
「住宅営業を辞めたい」と思う理由はなんでしょうか?今回は主に5つご紹介いたします。
・上司からの罵声がひどい
・やっても売れない
・給与が低い
・お客様に叱られた
・お客様に嘘をついてしまった
どの仕事でもそうですが、上記の理由が多いのではないでしょうか。それぞれについて例を用いて考えてみましょう。
■上司からの罵声がひどい
営業職にはよくあることです。上司から詰められるというものです。売れない営業は、会社にまったく利益を与えていません。例えば事務職であれば、毎日決まった作業を行うことで会社に労働力を提供しています。しかし営業は、売れなければ、ただ歩いて話して資料を作っているだけで会社にとってはいてもいなくても変わらない、むしろ給与を取られているという印象になってしまいます。
そのため上司は、さらに上層部から営業売上を上げるように指示され、売れない部下に対して厳しく指導します。そして会社によっては、かなり厳しくプレッシャーを与えてくる場合もあります。このプレッシャーに耐えられないといった方は、非常に多く営業職がキツいという印象を植え付けているものになります。
もちろん叱られることには、売れないという理由がありますが、叱られても売れるようになるわけではありません。なので、売れるようになる具体的な方法について聞き、その他は聞き流すくらいにしましょう。
*パワハラの場合
あまりにひどい場合には、パワハラとなります。パワハラの立証はなかなか難しく、罰則もあまりないため泣き寝入りする方も多いです。ただ、ハラスメント防止法も厳しくなってきておりますので、録音データや各証拠を集めておくようにしましょう。
■やっても売れない
営業は、売れない期間というのが必ずあると言っても過言ではありません。いくらやっても上手くいかないというときもあります。
一生懸命やっているのに、真面目にやっているのに、量もこなしているのに、なぜか見込み客が離れていってしまう。
こういった場合には一度自身を振り返り、何が上手くいっていないのかを整理しましょう。そして、なぜ上手くいかないかを冷静に他の同僚に聞くことも大事です。自分だけで凝り固まっていると、上手くいくものも上手くいかなくなることもあります。
このような状態の時に、他人に聞くことが嫌です。しかし、嫌であっても恥を忍んで聞くことが大事です。「やっても売れない」と言いつつ、他人に聞くことはやっていないのです。この方が恥ずかしいと考え、素直に改善していってみましょう。
■給与が低い
住宅営業は、売れれば給与が高くなる傾向にありますが会社の給与体系によっては給与があまり高くならない場合もあります。
営業職はピンキリで、業界によって営業歩合が変わります。例えば不動産屋であれば、歩合はほとんどつかない場合もありますし、リフォーム営業などは売上の10%が歩合となるところもあります。
営業スキルがあり、売れ続ける能力がある場合には、給与体系が良い会社に転職することも考えてみましょう。営業は、給与を上げるという自身の売り込みも必要です。
■お客様に叱られた
営業は、お客様に一番近い対応をします。そのためお客様からクレームを受けることもしばしばあります。
クレーム対応は何よりも精神的に疲弊してしまいますが、クレーム対応がうまい方はどうしているのでしょうか?
コツは、お客様と自分をさらに遠くから見てみることです。クレームは何かしらに不満を感じて発生します。営業の不備であれば、誠心誠意謝罪をしましょう。その謝罪の仕方も、第三者から見て問題ないものであればクレームも治ります。
また、お客様があまりにも理不尽な場合もあります。このような場合には、毅然とした態度でハッキリとお伝えすることでお客様も引くこともあります。
クレームは、言われやすい営業と言われにくい営業がいます。態度を変えるだけで、言われにくい営業になるようになります。
■お客様に嘘をついてしまった
営業をしていて、お客様に嘘をついてしまったということもよく聞きます。小さい嘘であっても、営業本人は心の中にずっとシコリとして残ってしまいます。売れないからといって、嘘をつくことは辞めましょう。
答えにくいことや、わからないことがあった場合には「間違いのないように改めて調べてからご連絡いたします。」と正直に答えましょう。
解決方法は最善を尽くし、潔く転職することを考える
以上5つの住宅営業を辞めたくなる理由についてご紹介いたしました。
解決方法は、いずれであっても最善を尽くしたと自分を納得させられる仕事を行い、それでも売れない、改善されないということであれば、胸を張って転職してみましょう。
その会社で売れなくても、他の会社の環境であれば売れた、ということもよくあります。マイナスに考えすぎず、冷静に分析してみましょう。