【解決法はある?】住宅営業を辞めたくなる理由5選

【解決法はある?】住宅営業を辞めたくなる理由5選

「もう辞めたい」「続けたくない」「明日会社に行きたくない」「どうせ売れない」「給与が低くやりがいもない」「お客様にも叱られる」など、住宅営業をしている方はいずれかの感情を抱いた経験があるのではないでしょうか。売れていて、営業が順調に進んでいる際には特に考えませんが、マイナス思考になっていると上記のような考えが脳裏にずっとこびりついてしまうこともあります。マイナス思考を止めて、前向きに考えたいという方に読んで欲しい記事になります。


住宅営業を辞めたいと思った理由

「住宅営業を辞めたい」と思う理由はなんでしょうか?今回は主に5つご紹介いたします。

・上司からの罵声がひどい
・やっても売れない
・給与が低い
・お客様に叱られた
・お客様に嘘をついてしまった

どの仕事でもそうですが、上記の理由が多いのではないでしょうか。それぞれについて例を用いて考えてみましょう。

上司からの罵声がひどい

営業職にはよくあることです。上司から詰められるというものです。売れない営業は、会社にまったく利益を与えていません。例えば事務職であれば、毎日決まった作業を行うことで会社に労働力を提供しています。しかし営業は、売れなければ、ただ歩いて話して資料を作っているだけで会社にとってはいてもいなくても変わらない、むしろ給与を取られているという印象になってしまいます。

そのため上司は、さらに上層部から営業売上を上げるように指示され、売れない部下に対して厳しく指導します。そして会社によっては、かなり厳しくプレッシャーを与えてくる場合もあります。このプレッシャーに耐えられないといった方は、非常に多く営業職がキツいという印象を植え付けているものになります。

もちろん叱られることには、売れないという理由がありますが、叱られても売れるようになるわけではありません。なので、売れるようになる具体的な方法について聞き、その他は聞き流すくらいにしましょう。

*パワハラの場合
あまりにひどい場合には、パワハラとなります。パワハラの立証はなかなか難しく、罰則もあまりないため泣き寝入りする方も多いです。ただ、ハラスメント防止法も厳しくなってきておりますので、録音データや各証拠を集めておくようにしましょう。

やっても売れない

営業は、売れない期間というのが必ずあると言っても過言ではありません。いくらやっても上手くいかないというときもあります。

一生懸命やっているのに、真面目にやっているのに、量もこなしているのに、なぜか見込み客が離れていってしまう。

こういった場合には一度自身を振り返り、何が上手くいっていないのかを整理しましょう。そして、なぜ上手くいかないかを冷静に他の同僚に聞くことも大事です。自分だけで凝り固まっていると、上手くいくものも上手くいかなくなることもあります。

このような状態の時に、他人に聞くことが嫌です。しかし、嫌であっても恥を忍んで聞くことが大事です。「やっても売れない」と言いつつ、他人に聞くことはやっていないのです。この方が恥ずかしいと考え、素直に改善していってみましょう。

給与が低い

住宅営業は、売れれば給与が高くなる傾向にありますが会社の給与体系によっては給与があまり高くならない場合もあります。

営業職はピンキリで、業界によって営業歩合が変わります。例えば不動産屋であれば、歩合はほとんどつかない場合もありますし、リフォーム営業などは売上の10%が歩合となるところもあります。

営業スキルがあり、売れ続ける能力がある場合には、給与体系が良い会社に転職することも考えてみましょう。営業は、給与を上げるという自身の売り込みも必要です。

お客様に叱られた

営業は、お客様に一番近い対応をします。そのためお客様からクレームを受けることもしばしばあります。
クレーム対応は何よりも精神的に疲弊してしまいますが、クレーム対応がうまい方はどうしているのでしょうか?

コツは、お客様と自分をさらに遠くから見てみることです。クレームは何かしらに不満を感じて発生します。営業の不備であれば、誠心誠意謝罪をしましょう。その謝罪の仕方も、第三者から見て問題ないものであればクレームも治ります。
また、お客様があまりにも理不尽な場合もあります。このような場合には、毅然とした態度でハッキリとお伝えすることでお客様も引くこともあります。

クレームは、言われやすい営業と言われにくい営業がいます。態度を変えるだけで、言われにくい営業になるようになります。

お客様に嘘をついてしまった

営業をしていて、お客様に嘘をついてしまったということもよく聞きます。小さい嘘であっても、営業本人は心の中にずっとシコリとして残ってしまいます。売れないからといって、嘘をつくことは辞めましょう。

答えにくいことや、わからないことがあった場合には「間違いのないように改めて調べてからご連絡いたします。」と正直に答えましょう。

解決方法は最善を尽くし、潔く転職することを考える

以上5つの住宅営業を辞めたくなる理由についてご紹介いたしました。
解決方法は、いずれであっても最善を尽くしたと自分を納得させられる仕事を行い、それでも売れない、改善されないということであれば、胸を張って転職してみましょう。

その会社で売れなくても、他の会社の環境であれば売れた、ということもよくあります。マイナスに考えすぎず、冷静に分析してみましょう。

関連するキーワード


住宅 営業

関連する投稿


スケルトン・インフィル住宅は、長期優良住宅で何世代も住みやすい間取りの実現に最適

スケルトン・インフィル住宅は、長期優良住宅で何世代も住みやすい間取りの実現に最適

 スケルトン・インフィル(SI)住宅というものが注目され始めています。長期優良住宅という70~100年以上、住み続けられる構造上の耐久性が高い住宅が、国からも推奨されています。しかし、100年住み続ける場合にも、2世代、3世代と世帯主も代わり、世帯人数も変わることが予想されます。世帯人数に合わせた間取り設計が必要になりますが、従来の構法では自由に間取りを変えることなどが困難でした。それを解消できるのがSI住宅になります。


戸建て住宅の需要が20~30代で増加|コロナの影響で生活スタイルの変化が要因

戸建て住宅の需要が20~30代で増加|コロナの影響で生活スタイルの変化が要因

 戸建て住宅の需要が若者世代で増加傾向にあるようです。新型コロナウイルスの影響で、リモートワークなどが浸透したことにより、都心部などで勤務する必要性が薄まってきたことが要因になります。また、地方で住宅を購入すれば、都心部でワンルームの家賃を払うよりもお得だと考えている方も多いのではないでしょうか。


住宅営業は平日休み|平日休みのメリット10選

住宅営業は平日休み|平日休みのメリット10選

住宅営業マンは平日休みとなっています。土日休みの企業で勤務していた方は、平日休みとなってしまうことに違和感などを感じる方も多いかと思います。これから転職を考えている方も、土日休みじゃないと嫌だと考えている方もいるかもしれません。しかし、平日休みに慣れてしまうと土日休みが嫌だという方もいらっしゃいます。この記事では平日休みのメリットについてご紹介していきます。


人口減少により住宅業界も衰退していくのか!?これからの転職は考え直した方が良いのか

人口減少により住宅業界も衰退していくのか!?これからの転職は考え直した方が良いのか

 転職を考える際に、業界規模や市場、今後の市場推移などを把握することは将来を考える上で非常に重要です。住宅業界というのは、人口に直接的に関わってくる業界と言えます。日本は人口減少が進んでおり、少子高齢化していっています。そこで実際に住宅業界の現場と、今後の予測をご紹介いたします。


クレームの少ない住宅営業マンが実践する4つのポイント|基本を抑えて、あなたもできる営業マンになろう

クレームの少ない住宅営業マンが実践する4つのポイント|基本を抑えて、あなたもできる営業マンになろう

 営業マンにはクレームの多い営業マンと少ない営業マンがいます。クレームが多い営業マンは、売上にかかるプレッシャーと、お客様からの精神的負担が大きくなります。営業活動における体力と精神力の両方が疲弊していきます。この記事では、クレームの少ない営業マンが実践する行動をご紹介いたします。


最新の投稿


文系出身でも住宅建築の施工管理はできる?

文系出身でも住宅建築の施工管理はできる?

住宅建築に関わる仕事といえば、理系の人が適しているというイメージを持っている人が多いかもしれません。 とくに施工管理の仕事は、工事の責任者となるだけに専門的な知識が必要です。 では実際のところ、施工管理の仕事は文系出身の人でもできるのでしょうか? 結論として、もちろん可能であり、さらには未経験でも問題ありません。 また、実務経験を積み重ねスキルアップすることで、文系や理系に関係なく昇進や昇給のチャンスがあります。 そこで本記事では、文系出身でも施工管理の仕事が問題なく行える理由について解説したいと思います。


スケルトン・インフィル住宅は、長期優良住宅で何世代も住みやすい間取りの実現に最適

スケルトン・インフィル住宅は、長期優良住宅で何世代も住みやすい間取りの実現に最適

 スケルトン・インフィル(SI)住宅というものが注目され始めています。長期優良住宅という70~100年以上、住み続けられる構造上の耐久性が高い住宅が、国からも推奨されています。しかし、100年住み続ける場合にも、2世代、3世代と世帯主も代わり、世帯人数も変わることが予想されます。世帯人数に合わせた間取り設計が必要になりますが、従来の構法では自由に間取りを変えることなどが困難でした。それを解消できるのがSI住宅になります。


戸建て住宅の需要が20~30代で増加|コロナの影響で生活スタイルの変化が要因

戸建て住宅の需要が20~30代で増加|コロナの影響で生活スタイルの変化が要因

 戸建て住宅の需要が若者世代で増加傾向にあるようです。新型コロナウイルスの影響で、リモートワークなどが浸透したことにより、都心部などで勤務する必要性が薄まってきたことが要因になります。また、地方で住宅を購入すれば、都心部でワンルームの家賃を払うよりもお得だと考えている方も多いのではないでしょうか。


建設業界の働き方が変わる!建設キャリアアップシステムとは

建設業界の働き方が変わる!建設キャリアアップシステムとは

人口減少と高齢化の加速にともない、建設業界の働き方も大きく変わろうとしています。 とくに次世代を担う人材が不足しているという点は深刻な問題であり、若い世代が働きたいと魅力を感じる環境づくりは急務となっています。 国としても、建設業の働き方改革を加速化させるいくつかの取り組みを策定していますが、そのひとつが「建設キャリアアップシステム」です。 「建設キャリアアップシステム」とは、建設業に携わる技能士のキャリアなどを見える化し、適正な評価のもとに待遇向上を目指すものになります。 そこで本記事では、「建設キャリアアップシステム」の取り組みについて、その内容をくわしく解説したいと思います。


【超重要】現場監督が行う原価管理の仕事

【超重要】現場監督が行う原価管理の仕事

現場監督の仕事は幅広く、現場で起こるあらゆることに取り組まなくてはいけません。 また、工事を進めるうえでムダを抑え、会社の財務健全性を保つために必要な仕事となるのが「原価管理」です。 「原価管理」は、「現場監督よりも経理の仕事では?」と思う人がいるかもしれません。 しかし、建設業界における「原価管理」は、現場監督が行うその他の管理業務との関連性も強いため、一元的に実行していくことが必要なのです。 そこで本記事では、現場監督が行う「原価管理」の仕事について、その詳しい内容をご紹介したいと思います。


最近話題のキーワード

ハウジングインダストリーで話題のキーワード


新築工事 現場監督 施工管理 住宅 利益 営業 職人 風水 現場監理 働き方改革