輸入住宅営業は成約率が高い!未経験でも売れるメリットとデメリット

輸入住宅営業は成約率が高い!未経験でも売れるメリットとデメリット

 輸入住宅は一定層のお客様に人気で、特徴的な外観が一番惹かれるポイントです。そのため他のハウスメーカーなどの住宅とは全く違うものとなるため、お客様も予算が合えば輸入住宅でのみ購入を考えているという方が多いです。営業としても競合がいないため売りやすいです。この記事では転職の際に輸入住宅営業マンとして働くことのメリットデメリットをご紹介いたします。


輸入住宅メーカー4選

 輸入住宅メーカーは何社かありますがそこまで扱っている会社は多くありません。屋根や外壁材の建材を国内で製造していないことや、輸入品のため価格が高く、比較的富裕層向けの住宅となっているためです。会社によっては、輸入建材を扱っていて、それをフランチャイズ店の工務店に卸しているというブランドもあります。ここでは4つの輸入住宅メーカーをご紹介いたします。

1.スウェーデンハウス

 輸入住宅の中でも一番大手のハウスメーカーになります。2015年~2021年 オリコン顧客さ満足度調査ハウスメーカー注文住宅部門で7年連続で受賞している企業になります。創業当時から100年住み継いでいくことを構想した高性能な住宅を建てています。外観として特徴的なのが、窓になります。木製サッシ3層ガラス窓を採用しており、高性能かつ180度回転する窓となっています。

【公式】スウェーデンハウス|輸入住宅のハウスメーカー・北欧デザイン|戸建住宅・注文住宅

https://www.swedenhouse.co.jp/#

全国ネットの輸入住宅・注文住宅メーカーとして30年以上の実績を誇るスウェーデンハウス北欧デザイン・高気密高断熱の快適で安全な暮らし、長く住み継げる安心の家づくりをご提供します。

2.セルコホーム

 カナダの住宅をコンセプトに様々な外観で、高性能な住宅を販売しているメーカーになります。カナダは広大な国土から気候も様々で、極寒の地から夏には35度を超える地域もあります。そのため住宅性能の面では、住みやすさだけでなく、耐久性の面でも優れた技術を持っています。

セルコホーム | カナダ輸入住宅・注文住宅No.1ハウスメーカー

https://selcohome.jp/

カナダ輸入住宅・注文住宅全国No.1のハウスメーカー・住宅メーカーのセルコホーム(SELCO HOME)です。セルコホームの住宅は、住宅先進国カナダの資源、知恵を生かした「世界水準の安全な輸入住宅」です。

3.メープルホームズ

 デザインから選び好きな外観の輸入住宅を建てることができます。パリ、フレンチ、ニューヨーク、イングランド、北欧スタイルなど日本の住宅メーカー、建材メーカーでは扱っていない商品を多く扱っており、自分の好みの外観の住宅を建てることが可能です。室内の内装や家具などにもこだわり、多くの施工事例や写真を共有することで、購入者の実際のレイアウトイメージが沸き立つようなHPとなっています。

輸入住宅のメープルホームズ|海外のデザインで建てる素敵な家

https://www.maplehomes.co.jp/?gclid=EAIaIQobChMI95WnntS77wIV2auWCh02cAr7EAAYBSAAEgIA3_D_BwE

輸入住宅のメープルホームズによる「ニューヨークスタイル」「パリスタイル」「赤毛のアンの家」「フレンチスタイル」「サンタフェ」「アーツアンドクラフツ」「北欧スタイル」など海外の家のデザインと自然素材を使った輸入住宅の商品と販売のご紹介。

4.フローレンスガーデン

 東京・神奈川で1700戸以上の施行実績がある会社です。輸入住宅だけでなく、白を基調としたシンプルな住宅や、地下室を防音室にするなどの施工実績が豊富にあります。

東京・神奈川の注文住宅 | フローレンスガーデン

https://www.florence-garden.com/

東京・神奈川の注文住宅はフローレンスガーデン。「陽があたり風が通る地下室」や「四季を感じる庭」のある暮らしを提供します。

輸入住宅営業は、反響営業がメイン

 ハウスメーカーは様々な販路を持っており、広告や営業マンによるアポ取り、住宅展示場などがあります。輸入住宅営業に関しては、価格が高いため、輸入住宅で建てたいというお客様相手にのに営業を主に行っています。そのため反響営業がメインとなっており、輸入住宅で建てたい場合、依頼できる会社も限られているため、ほとんどが最初に相談した会社に依頼が来ることがほとんどのようです。

輸入住宅営業のメリットとデメリット

 住宅営業に転職を考えている方にとって、輸入住宅を扱うことはどのような違いがあるのか気になると思います。ここではそのメリットとデメリットについてご紹介いたします。

他社にお客様を取られにくい(成約率が高い)

 輸入住宅はその特徴的な外観から、それを目的としたお客様がメインです。そのため、他の会社での住宅購入を考えていないお客様がほとんどになります。また、富裕層がターゲットのため、予算に余裕があり支払い能力のことで契約が取り消しになるというケースは少ないようです。
営業初心者でも売りやすいように見えますが、その反面、輸入住宅についての知識と、一般住宅との違いなどについて熟知しておく必要があります。

販売戸数が少ないため営業の歩合も少なくなる

 輸入住宅はターゲットが限られているため、販売戸数が少ないです。そのため営業も売上を安定してあげることが難しく、給与も比較的低くなってしまうこともあります。もちろんトップの営業マンは給与も高いですが、全体の販売戸数が少なければ、トップの営業マンの数も減ります。

まとめ

 輸入住宅営業は、他社にお客様を取られにくく富裕層を相手にしているため、成約率は高くなる傾向にあります。販売戸数が少ないため歩合も少なくなる傾向にありますが、営業マンの母数も少ないため、安定して売れるようになれれば比較的楽な営業となります。外観が特徴的なため、地域で美観性に富んだ建物が建ち、お客様も非常に喜ばれます。営業マンとしてもやりがいを感じられる仕事ではないでしょうか。



※この記事はリバイバル記事です。

関連するキーワード


住宅 営業

関連する投稿


住宅営業の外回り・飛び込み5つのコツ

住宅営業の外回り・飛び込み5つのコツ

住宅営業で、外回り・飛び込み営業を成功させるためにはどうしたら良いでしょうか?住宅メーカーや工務店は、反響営業と言って、HPやチラシ、その他様々なチャネルからお客様の問い合わせがあります。しかし、小さい工務店や不動産、お客様の問い合わせが少なく、新規着工案件が少なくなってしまうこともあります。そのような際には、営業が外回りや飛び込み営業をすることもあります。採用情報でも、「飛び込み営業がありません!」と謳っている会社もありますが、仕事がなくなってくれば、飛び込み営業をする必要もでてきます。営業は、どのような営業スタイルでも対応できるようにしておくと良いかもしれません。


お客様に好かれる住宅営業4つのポイント

お客様に好かれる住宅営業4つのポイント

住宅営業は、お客様に好かれなければ中々成績が上がりません。住宅は大きな金額の買い物であるだけではなく、一生に一度の買い物と言われています。たとえ、住宅メーカーの絶対的な信頼があっても、営業が不誠実な対応や、お客様の満足度を高めることができなければ、契約にならず、工事が始まって引渡しの段階でクレームになることもあります。お客様に好かれるというのは、何でも言うことを聞くことではなく、信頼されるという意味です。住宅営業のプロとして、誠実に対応し、お客様に満足してもらう買い物をしてもらうことが重要です。


住宅展示場での接客4つのポイント

住宅展示場での接客4つのポイント

住宅営業の方は、住宅展示場で接客をすることもありますが、なかなか展示場での接客が上手くいかないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?住宅展示場は、住宅設計を依頼しようと考えているお客様もいらっしゃいますが、まだ購入を決めかねているという見込みの薄い方もいらっしゃいます。また、お客様とコミュニケーションが取れていない状態から、展示場の説明をしてしまうと、なかなか営業とお客様で意思疎通ができないこともあります。この記事では、住宅展示場での接客について4つのポイントにまとめてご紹介いたします。


工事請負契約書とは?住宅営業は全て理解しよう!

工事請負契約書とは?住宅営業は全て理解しよう!

工事請負契約書は、住宅営業にとって、成績を左右する一番大事な書類です。お客様の前で新人営業マンは、よくわからずに上司と一緒にお客様に書いてもらうこともあるのではないでしょうか。工事請負契約書は、お客様との取引の上で一番大事な書類です。それにもかかわらず、実は内容を全て理解していないという営業マンも、もしかしたらいるのではないでしょうか?この記事では、工事請負契約書というものが、どのようなものかをわかりやすくご紹介いたします。


【強みを伝える】住宅営業が失敗する、自社商品の知ったつもり

【強みを伝える】住宅営業が失敗する、自社商品の知ったつもり

住宅営業は、他者と相見積もりなどで競合することが多いです。お客様は、メーカーや工務店などの様々な選択肢の中から1社を選びます。お客様の事前知識やイメージで1社に決めていることや、ほとんど決定している場合もありますが、営業の言葉だけでその決定が覆ることもあります。上司から、「他者に負けるな!」と言われつつも、どう営業をすれば良いのか、自社商品と他社商品の違いも知っているけど、それを活かせているかわからないという方もいらっしゃると思います。この記事では、住宅営業が自社商品をどのようにお客様にアピールすれば良いか、そのポイントについてご紹介いたします。


最新の投稿


住宅営業の外回り・飛び込み5つのコツ

住宅営業の外回り・飛び込み5つのコツ

住宅営業で、外回り・飛び込み営業を成功させるためにはどうしたら良いでしょうか?住宅メーカーや工務店は、反響営業と言って、HPやチラシ、その他様々なチャネルからお客様の問い合わせがあります。しかし、小さい工務店や不動産、お客様の問い合わせが少なく、新規着工案件が少なくなってしまうこともあります。そのような際には、営業が外回りや飛び込み営業をすることもあります。採用情報でも、「飛び込み営業がありません!」と謳っている会社もありますが、仕事がなくなってくれば、飛び込み営業をする必要もでてきます。営業は、どのような営業スタイルでも対応できるようにしておくと良いかもしれません。


お客様に好かれる住宅営業4つのポイント

お客様に好かれる住宅営業4つのポイント

住宅営業は、お客様に好かれなければ中々成績が上がりません。住宅は大きな金額の買い物であるだけではなく、一生に一度の買い物と言われています。たとえ、住宅メーカーの絶対的な信頼があっても、営業が不誠実な対応や、お客様の満足度を高めることができなければ、契約にならず、工事が始まって引渡しの段階でクレームになることもあります。お客様に好かれるというのは、何でも言うことを聞くことではなく、信頼されるという意味です。住宅営業のプロとして、誠実に対応し、お客様に満足してもらう買い物をしてもらうことが重要です。


住宅展示場での接客4つのポイント

住宅展示場での接客4つのポイント

住宅営業の方は、住宅展示場で接客をすることもありますが、なかなか展示場での接客が上手くいかないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?住宅展示場は、住宅設計を依頼しようと考えているお客様もいらっしゃいますが、まだ購入を決めかねているという見込みの薄い方もいらっしゃいます。また、お客様とコミュニケーションが取れていない状態から、展示場の説明をしてしまうと、なかなか営業とお客様で意思疎通ができないこともあります。この記事では、住宅展示場での接客について4つのポイントにまとめてご紹介いたします。


工事請負契約書とは?住宅営業は全て理解しよう!

工事請負契約書とは?住宅営業は全て理解しよう!

工事請負契約書は、住宅営業にとって、成績を左右する一番大事な書類です。お客様の前で新人営業マンは、よくわからずに上司と一緒にお客様に書いてもらうこともあるのではないでしょうか。工事請負契約書は、お客様との取引の上で一番大事な書類です。それにもかかわらず、実は内容を全て理解していないという営業マンも、もしかしたらいるのではないでしょうか?この記事では、工事請負契約書というものが、どのようなものかをわかりやすくご紹介いたします。


【強みを伝える】住宅営業が失敗する、自社商品の知ったつもり

【強みを伝える】住宅営業が失敗する、自社商品の知ったつもり

住宅営業は、他者と相見積もりなどで競合することが多いです。お客様は、メーカーや工務店などの様々な選択肢の中から1社を選びます。お客様の事前知識やイメージで1社に決めていることや、ほとんど決定している場合もありますが、営業の言葉だけでその決定が覆ることもあります。上司から、「他者に負けるな!」と言われつつも、どう営業をすれば良いのか、自社商品と他社商品の違いも知っているけど、それを活かせているかわからないという方もいらっしゃると思います。この記事では、住宅営業が自社商品をどのようにお客様にアピールすれば良いか、そのポイントについてご紹介いたします。


最近話題のキーワード

ハウジングインダストリーで話題のキーワード


新築工事 現場監督 施工管理 住宅 営業 利益 知識 職人 仕事 働き方 転職